シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【通教 夏期】民法5(親族・相続) | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 冷水 登紀代 | 2年次配当 |
科目ナンバー
JD-CI2-201L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
民法は、第1編から第5編からなる法律である。この講義は、「第4編親族」と「第5編相続」の分野、すなわち「家族」に関わる法領域(親族法・相続法)について扱う。近年では、社会的にも注目される裁判例が出たり、法改正が続いている分野である。この講義では、制度の基本的な考え方、判例・学説の展開をもとに解説をするが、当該制度の背景にある家族をとりまく社会的状況や価値観の変化、さらに社会制度の展開にも注目しながら、現代社会における家族と法の問題を検討する。
なお、時間の関係上、第4編が中心となるが、第5編についても、基本的な構造や最重要ともいえる論点については説明するが、多くを自習に委ねることになることをご留意いただきたい。
科目目的
民法5では、民法典第 4 編親族と第 5 編相続が学習の対象となる。この分野の基本的な法制度(婚姻・離婚、親子、親権・後見、法定相続、遺言・遺留分)、法制度の背景にある社会状況や家族観を理解しながら、近年の法改正に影響を与えた判例・学説も説明する。このようなことを踏まえ法制度を理解すること、また具体的な事例を通して法の解釈・適用を検討する力をつけることがこの講義の主な目的である。
到達目標
民法典第 4 編親族と第 5 編相続における基本的な法制度(婚姻・離婚、親子、親権・後見、法定相続、遺言・遺留分)を理解し、具体的な事例を通して法の解釈・適用を検討する力をつけることがこの講義の目標である。
授業計画と内容
本講義は、ブレンド形式で行うため、動画配信コンテンツで行う授業と対面授業に分かれる。授業時間が限られているため、動画配信コンテンツでは、対面講義で行う講義の基礎となる制度・知識を学び、対面講義では、動画講義を理解していることを前提とした応用問題やトピック的な問題を中心に解説する予定である。
《ブレンド型》
■動画配信型(400分:各講座100分)
1.「家族法」とは? 社会の変化・家族関係の変容と法改正
2.婚姻と事実婚、離婚
3.法的親子関係の成立と否定
4.法定相続ー相続人による包括承継から遺産分割まで
■対面講義(680分)
【8月11日(1日目)】
① 9:00~10:40(100) 夫婦財産制と財産分与
②10:55~12:35(100) 相続法上の配偶者の地位
③13:35~15:15(100) 親権・後見、児童虐待
④15:30~17:10(100) 離婚と子の法的地位
【8月12日(2日目)】
① 9:00~10:40(100) 老後の生活保障と財産管理(法定後見)
②10:55~12:35(100) 遺言、遺留分
③13:35~14:55(80) 全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・事前にレジュメを配布し、その内容に即して授業を進めます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
スクーリングの講義は、講義前に配布するレジュメにより行う。
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】