シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 短期】民法4(債権各論) | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | デルナウア マーク |
3・4年次配当 |
科目ナンバー
JD-CI3-201L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
債権各論の講義は契約総論、契約各論及び法定債権という三つの部分から成っている(民法の第3篇第2章〜第5章)。
契約総論では、契約法の構成、契約成立やその法規制、契約内容、契約無効・終了・解消の効果及び消費者契約の特徴について講義する。
契約各論では、典型契約の13種類について規律している。そのうち、売買契約と賃貸借契約を中心に解説する。その他の種類は概要の程度で説明する。
法定債権では、法定債権の位置づけを踏まえた上で、不法行為法、不当利得法、事務管理法の順で解説する。不法行為法は709条が規定する一般的不法行為の要件と効果を中心に授業を進めます。余裕があれば、特殊的不法行為のなかの使用者責任(715条)及び共同不法行為(719条)に取り組みます。不当利得法及び事務管理の制度については概要を提供する。
科目目的
民法4(債権各論)では、契約法と法定債権の最も重要な発生根拠の諸制度(不法行為、不当利得、事務管理)について、基本的内容の理解を目標とします。
到達目標
債権各論(契約法・法定債権の緒種類)の基本構造を把握することが到達目標である。
授業計画と内容
【1日目】
① 9 :00 ~ 10:40 序論 ─ 債権各論の位置づけと概要
② 10:55 ~ 12:35 契約法の基本構成および原則、契約の成立の規律
③ 13:35 ~ 15:15 契約成立の効果、定型約款、契約の内容及び契約の解釈
④ 15:30 ~ 17:10 消費者契約の特徴
【2日目】
① 9 :00 ~ 10:40 契約債務の履行義務の限界、危険負担の制度、同時履行の抗弁権
② 10:55 ~ 12:35 契約債務の不履行と契約の解除、その他の契約の終了・解消
③ 13:35 ~ 15:15 典型契約の種類の概説、売買契約
④ 15:30 ~ 17:10 賃貸借契約:民法の規律、借地借家法
【3日目】
① 9 :00 ~ 10:40 法定債権の位置づけ及び概説、不法行為法(その1)
② 10:55 ~ 12:35 不法行為法(その2)
③ 13:35 ~ 14:55 不当利得法及び事務管理の制度の概説
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業はPowerPoint のスライドにそって行います。教科書又は以下の推薦図書は事前に目を通しておかれると、有意義なスクーリングになると思います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■スクーリングで使用する教材
授業用のPowerPoint スライド
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
推薦図書
原田剛『債権各論講義』[初版](2021年)成文堂
潮見佳男『債権各論I契約法・事務管理・不当利得』[第4版](2022年)新世社
潮見佳男『債権各論II不法行為法』[第4版](2021年)新世社
その他特記事項
【通信教育課程はなし】