シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 短期】商法(商行為法) | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 一ノ澤 直人 | 3・4年次配当 |
科目ナンバー
JD-SO3-203L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講では、商行為法(企業取引法)について、商行為に共通する性質や個々の取引形態における特性と商法が定める諸規定の趣旨などを体系的に理解できるように基礎的事項について重点をおいて整理し説明する。各講義では、最初に基本的な事項を体系的に整理し、基礎的な理解ができたところで、判例などを検討することによってさらに理解が深められるように各項目の重要事項について焦点をあてる形ですすめていく予定である。民法の債権法改正や商法の運送法改正を含め現代的取引における課題についても展開を試みたい。
科目目的
本講では、商法の第二編商行為を中心に商行為法(企業取引法)の対象となる法的問題について、受講生の皆さんの到達目標を達成できるように、その端緒として同分野の体系的理解をえられる基礎的説明をすることを授業目的とする。
到達目標
本講では、商法の第二編商行為を中心に商行為法(企業取引法)の対象となる法的問題について、受講生の皆さんが基礎的な体系・知識の理解をし、自ら法的体系的に基礎的な考え方ができることを到達目標とする。
授業計画と内容
<1日目>
(授業内容)
1 9:00~10:40 商行為の学習にあたって
2 10:55~12:35 商法の役割と商行為概念・商法の適用
3 13:35~15:15 商行為の意義と特性・普通取引約款
4 15:30~17:10 商行為による特則(1)―契約の成立・効力など
<2日目>
(授業内容)
1 9:00~10:40 商行為による特則(2)代理、債務者の連帯など
2 10:55~12:35 商行為による特則(3) 商人間の留置権など
3 13:35~15:15 企業補助者としての仲立人・問屋
4 15:30~17:10 商事売買
<3日目>
(授業内容)
1 9:00~10:40 消費者取引
2 10:55~12:35 運送取引・倉庫取引・場屋取引
3 13:35~14:55 交互計算・匿名組合・まとめ
なお受講状況などにより説明する項目・順序や進度を調整する場合がある。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
受講前にテキスト・参考書などを読んでおくこと。その際に各自の疑問点や質問事項を整理して、受講時にそれらが理解できたかを確認するようにするとよいでしょう。受講後は、講義で取り扱った内容や事例などについてもう一度各自の理解ができているかを、確認して復習してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■スクーリングで使用する教材
教科書
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
■推薦図書
永井和之・三浦治・木下崇・一ノ澤直人『基本テキスト 企業法総論・商法総則』(2022年)中央経済社
神作裕之・藤田友敬編『商法判例百選』(2019年)有斐閣
落合誠一・大塚龍児・山下友信『商法I―総則・商行為』〔第6版〕(2019年)有斐閣
その他特記事項
【通信教育課程はなし】