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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 オンデマンド】国際私法

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 オンデマンド】国際私法 2025 その他 3・4期 通信教育課程 佐藤 文彦 3・4年次配当 4

科目ナンバー

JD-IR3-218L

履修条件・関連科目等

履修条件:通信教育課程の学生対象

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 法律関係を構成する要素(主体、客体、行為)のいずれもが、日本とのみ結びついている場合、当該法律関係は、日本法で判断されることになる。これに対し、そうした要素の少なくともいずれか一つが、外国と結びついている、渉外的な法律関係(たとえば、外国人夫婦が日本で離婚する、外国に所在する目的物を売買する、日本人同士が外国で婚姻する)は、どのように処理されるべきか。この点からして、いくつかの選択肢があるが、日本においては、渉外的私法関係は、直ちに日本法により解決されるのではなく、主に、類型的な生活関係ごとに、最も密接な関係があるとされる国の法律を適用して解決しようとする。
 国際私法とは、渉外的私法関係を対象とするものである。このため、同じく私法関係であっても、国内的な私法関係とは、規律の目的も、規律の方法も、大きく異なる。渉外的私法関係が問題となる場面は、思いがけず身近な場面で生起するし、ニュースとして注目されることも多い。それらを考えるための、基本事項を講じた上で、実践的な問題解決の道筋を学んでもらう。

科目目的

 現在、世界中で、実に多様な渉外事件が生起している。こうした渉外事件を解決するための、理論的な枠組を把握し、解決できるようになるための、基本的な理解を身につけてもらうことが、この授業の目的である。

到達目標

 到達目標となるのは、(1)国際私法総論上の、専門用語及び基本構造の把握と、(2)国際私法各論の、問題解決の実践、である。

授業計画と内容

1. 国際私法の意義
2. 牴触法的規律と牴触規定(1)(2)
3. 反致
4. 準拠法の適用と公序
5. 国際婚姻法(1)(2)
6. 国際親子法(1)(2)
7. 国際相続法
8. 国際民事手続法
9. 事例問題の考え方
10. 事例問題の検討
11. 裁判例を読んでみる

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

事例問題を考えるにあたっては、特に、自分で答案構成をすること。その際、少なくともメモを作成すること。
メモを作成することにより、自己の思考を客観視することができるようになり、分からない部分が分かるようになろう。その点を踏まえて、理解を深めていってもらいたい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 科目試験により最終評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

山内惟介『国際私法』 中央大学通信教育部
山内惟介・佐藤文彦(編)『<標準>国際私法』(2020年)信山社

※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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