シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 演習】刑法(菅沼 真也子) | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 菅沼 真也子 | 1~4年次配当 |
科目ナンバー
JD-OL3-301S
履修条件・関連科目等
【通信教育課程の学生対象】
履修条件は特にありません。
関連科目:刑法総論、刑法各論、刑事訴訟法、刑事政策。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、刑法の事例に関する検討・議論を行います。1 コマ90 分× 13 コマが本演習の時間ですので、1 コマに1 事例を目安として、13 の事例を検討することを予定しています。各判例について、受講者の事前学習に基づいてみなさんで議論を行います。当日に追加の判例を配布してその場で読み、検討・議論してもらう場合もあります。
本演習で効果的に学習するために、刑法総論・各論や、その他刑事法関連科目(刑事訴訟法、刑事政策など)を履修していることが望ましいですが、これは本演習の履修条件ではありません。刑法に関心があり、課題判例についてきちんと予習して、積極的に議論に参加できる方であれば構いません。
科目目的
刑法総論・各論の基本事項についての知識を確認・習得すること。そのような知識を用いて判例を分析し、議論できるようにすること。
到達目標
刑法総論・各論の主要論点について、学説や理論的な議論を正確に把握し、それと関連する判例を正しく読む(判決文に示されている内容を理解する)ことができるようにする。
授業計画と内容
事前にお知らせした判例の争点・問題点・キーポイント・キーワード・裁判所の立場等について、受講者の事前学習に基づいて、みなさんで議論を行います。各判例について、受講者各自はどう理解するか、妥当なのかそうでないのか、学説の議論状況はどうなっているのか、ということを議論の中心とします。疑問・質問があれば必要に応じて教員が解説します。
時間に余裕があれば、課題判例と関連する判例を配布してその場で読んでもらって、課題判例と当日配布判例の整合性や問題点についてさらに議論してもらいます。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前指導:
①刑法総論・各論の重要判例の判決文/決定文をこちらで用意して送付するので、課題判例を演習前に読んできてください。
②各判例の判決文/決定文中の重要な文章に下線を引いておいてください。
③各判例と関連する項目や判例集を読んで、各判例の争点や学説を確認しておいてください(教科書はお手持ちのもので結構です)。疑問点があればそれもまとめておいてください。
事後指導:
演習の状況をふまえて、必要に応じて検討内容への理解を深めるためのレポートを提出していただきます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 事前学習の程度、および、授業への貢献度(授業内での発言や議論への参加)によって評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■教 材
各自が使用している基本書、および最新の六法を持参してください。その他、必要であれば判例集・事例集(参考文献を参照)も持参するとよりよいです。
■参考・推薦文献
只木誠『コンパクト刑法総論〔第2版〕』(2022年)新世社
只木誠『コンパクト刑法各論』(2022年)新世社
佐伯仁志他編『刑法判例百選I総論[第8版]』(2020年)有斐閣
佐伯仁志他編『刑法判例百選II各論[第8版]』(2020年)有斐閣
井田 良・城下 裕二『刑法総論判例インデックス[第2版]』(2019年)商事法務
井田 良・城下 裕二『刑法各論判例インデックス[第2版]』(2023年)商事法務
その他特記事項
【通信教育課程はなし】