シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 演習】刑事政策(鮎田 実) | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 鮎田 実 | 1~4年次配当 |
科目ナンバー
JD-OL3-301S
履修条件・関連科目等
【通信教育課程の学生対象】
本演習を受講するに当たって、刑事法に関する基礎的理解がある方が望ましいが、そうした知識が無くとも積極的な学習態度をもつ者を歓迎する。また、受講生とは事前の学習に関してeメールを用いた連絡が必要となるので、PCやスマートフォンを利用できる環境にあることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、1少年非行、2薬物犯罪、3精神障害者による犯罪、4性犯罪、5家庭内暴力(DV・児童虐待・ストーカーなど)の各犯罪を検討対象として取りあげる。そして、これらの犯罪の現状や原因等を把握し、それを前提として現行の施策を評価して、場合によっては新たな施策を提案することとする。なお、本演習を受講するに当たって、刑事法に関する基礎的理解がある方が望ましいが、そうした知識が無くとも積極的な学習態度をもつ者を歓迎する。また、受講生とは事前の学習に関してeメールを用いた連絡が必要となるので、PCやスマートフォン等を利用できる環境にあることが望ましい。
科目目的
複雑な現代社会においては、そこに出現する犯罪の事象も多様化しており、それに対する効果的な方策が求められている。本演習では、そうした犯罪事象について、現状を踏まえ、これまでの諸方策を検討した上で、最善の刑事政策を模索することとする。
到達目標
本演習では、多様な犯罪事象について諸方策を検討した上で、最善の刑事政策を多角的に検討するが、それによって、我が国で実施されている刑事政策の方向を理解すると共に、批判的検討も出来る力を養うものとする。
授業計画と内容
授業の進め方は、5つの犯罪を担当する希望をもとに振り分けて、1人ずつ報告してもらう。報告に当たっては、各人が事前に報告用レジュメを作成する。そして、各報告を受けて、受講生全体で討論することとする。なお、レジュメ作成に当たっては、下記の参照文献に挙げた資料を主に用いることとし、適宜それ以外の資料も探せるように努める。
6回の授業計画は、以下の予定で進めることとしたい。
①本演習を開講するに当たって、授業の進め方等の説明。我が国の刑事司法制度の現状を『犯罪白書』・『六法』を用いて理解する。
②少年非行について報告・検討
③薬物犯罪についての報告・検討
④精神障害者による犯罪についての報告・検討
⑤性犯罪についての報告・検討
⑥家庭内暴力についての報告・検討
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
まず本演習を開講する前に、各犯罪について論点となり得る事項を受講者に知らせるので、各自で報告したいテーマ・内容を検討しておく。そして、受講生には、第3希望まで報告したい犯罪・内容を提出してもらってこちらで各班を構成する。また、報告について必要なレジュメの作成や資料の探し方も教授する。報告後については、授業において議論された項目について、収集した資料等を元に再検討を行い、必要があれば、更に資料を収集して理解を深めるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 平常点で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・本演習に参加するに当たり、幾つかの参照文献には目を通せるようにして欲しい。
【参照文献】
*法務省法務総合研究所編『令和5年版・犯罪白書』(2024年)(※法務省のホームページの「白書・統計」の項目から参照できる)
*川出敏裕=金光旭編『刑事政策[第3版]』成文堂(2023年)。
*藤本哲也『よくわかる刑事政策』ミネルヴァ書房(2011年)、など。その他受講生の使いやすいものを利用してよい。
【各省庁ホームページ】
*法務省矯正局(https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei_index.html)
*同省保護局(https://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_index.html)
*警察庁(https://www.npa.go.jp/)
*内閣府男女共同参画局(https://www.gender.go.jp/)
※各省庁のホームページには、各種犯罪のデータ・施策の資料が多数掲載されている。
その他特記事項
【通信教育課程はなし】