シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 夏期】国際政治史 | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 芝崎 祐典 | 1・2年次配当 |
科目ナンバー
JD-PS1-403L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近代国際関係の基本構造を引き継ぎつつ、その様相を大きく変化させていった20世紀後半の国際関係の史的展開を概観する。扱う対象は第二次世界大戦後の秩序の形成からその変容期を中心とし、 おもに冷戦の視点から地域紛争を含めた国際関係の秩序を考察する。戦後処理の模索における諸国家同士の対立と協調の中で、いかにして冷戦が構造化されたのかを考察することを通じて戦後国際秩序の特質とその変容の一側面を把握することを目指す。
科目目的
・国際関係の諸国間の外交が、どのような歴史を辿ってきたかについての理解を深める。
・国際関係及び外交の特質について史的事例から理解する。
以上の理解を基礎として、現代国際関係についての認識力を身につける。
到達目標
・冷戦の起源について説明できること。
・冷戦期の様々な特徴について説明できること。
・冷戦期の地域紛争について説明できること。
・個別の事件を20世紀国際政治全体の中に位置付けて説明できること。
授業計画と内容
【1日目】
1時限 9:00~10:40 第二次大戦後の秩序
2時限 10:55~12:35 冷戦の起源:ギリシャ問題、トルコ問題
3時限 13:35~15:15 冷戦の起源:トルーマンドクトリン、マーシャルプラン
4時限 15:30~17:10 ドイツ問題、ドイツ分断
【2日目】
1時限 9:00~10:40 朝鮮戦争
2時限 10:55~12:35 アイゼンハワー政権と冷戦の軍事化
3時限 13:35~15:15 フルシチョフ体制と冷戦ソ連・東欧の動向
4時限 15:30~17:10 デタントの模索と冷戦の激化、キューバ危機
【3日目】
1時限 9:00~10:40 中東の国際政治情勢(1)イスラエル、パレスチナ問題
2時限 10:55~12:35 中東の国際政治情勢(2)中東戦争
3時限 13:35~14:55 核抑止体制と軍備管理
上記各回の内容はあくまでも目安です。進度によって扱う内容は多少変化します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
■スクーリングで使用する教材
特定のテキストは用いません。
レジュメに沿って講義します。
■推薦図書
小川浩之他『国際政治史』有斐閣、2018年
ウェスタッド『冷戦(上)(下)』岩波書店、2020年
青野利彦『冷戦史(上)(下)』中公新書、2023年
その他、別途ご案内します。
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】