シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2025 | 前期 | 金5 | 経済学部 | 高橋 将宜 | タカハシ マサヨシ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は,協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく,チームワークの経験から学んで,他人と協調し,自己を管理することができる)の修得に関わる科目です.また,創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて,ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です.
<概要>
この授業は,パソコンリテラシー入門を扱います.
経済や社会データを利用する際に必要な統計処理などの基礎的なデータリテラシーについて勉強します.データの内容を理解し,活用すべきデータを適切に選び,分析・整理し,結果を正しく解釈する力を身に付ける練習と考えてください.
具体的には,大学でのデータ分析において利用頻度の高いWord・PowerPoint・Excelを素材に,その操作方法とともに基本的な分析手法を学んでいきます.当然,その応用として実データによる課題解決実習も予定しています.グループワークで作成した分析結果を東京都統計グラフコンクールの第6部(高校生以上・一般の作品)に提出して,入賞を目指します.
科目目的
社会・経済データの処理について,Word・PowerPoint・Excelを道具として使いこなす能力とデータリテラシーの基本を身に付けます.
到達目標
データを通して社会・経済の現実を捉えることが,データ理解やその比較から解析までの統計的見方や考え方をしっかり身に付けます.そのうえで実際の調査データを利用し,問題意識に応じて,適切に統計的なデータ解析を実現できる基本的な力を培うことを具体的な目標としています.
授業計画と内容
第1回 ガイダンスと準備(グループ分け,東京都統計グラフコンクールについて)
第2回 Wordの活用(文字の入力,文書の作成と保存,図の挿入と編集,文書の校閲,数式の入力),テーマの選定1
第3回 PowerPointの活用(スライドの作成,オブジェクトの挿入,構成の変更,特殊効果の設定),テーマの選定2
第4回 Excelの活用1(データの入力,表の作成と編集,グラフの作成),SSDSE(教育用標準データセット)について
第5回 Excelの活用2(グラフの作成の続き,関数の使い方)
第6回 Excelの活用3(基本統計量)
第7回 Excelの活用4(クロス集計表,相関係数,単回帰モデル)
第8回 データ分析とグラフの作成1
第9回 データ分析とグラフの作成2
第10回 データ分析とグラフの作成3
第11回 データ分析とグラフの作成4
第12回 データ分析とグラフの作成5
第13回 データ分析とグラフの作成6:ポスターの完成
第14回 分析結果のプレゼンテーション
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
グループワークの進捗状況によっては,授業外にメンバーで集まって作業が必要となることもあります.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 分析結果をまとめたポスターとそのプレゼンテーションで評価します. |
平常点 | 50 | 各回の課題,授業内での議論への貢献度,グループワークへの貢献度などで評価します. |
成績評価の方法・基準(備考)
授業の出席は必須です.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
統計解析ソフトを利用した計算機実習,統計分析実習.
manabaでの成果のやりとりなど.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しません。必要な資料・参考文献は適宜紹介します。
その他特記事項
本授業は,毎回の出席,および,授業時間内の積極性を重視します.