シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 夏期】心理学 | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 中山 友則 | 1~4年次配当 |
科目ナンバー
JD-PY1-503L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
第1日目は、心理学の方法論について説明した上で、心理学の基礎的な領域(知覚心理学、認知心理学、神経心理学など)を中心に、第2日目は、心理学の応用的な領域(発達・教育心理学、社会心理学、パーソナリティ:個人差)について、それぞれスライドや配付資料等を用いて解説するとともに、いくつかの心理現象については実験や質問紙によって体験的に学ぶ機会を提供する。第3日目は、法と心理学の関わりに焦点を当てビデオ教材も用いながら解説する。
科目目的
心理学の考え方を理解した上で、知覚、認知、神経心理学などの基礎的な領域と発達、臨床、社会心理学などの応用的な領域の知見を習得することを目的とする。また、日常的な経験とを結びつけることも目的の一つである。
到達目標
目的で挙げた心理学の知見を踏まえた上で、日常における経験を心理学的な視点で理解することができるようになること。特に、法の実務において心理学的な視点の重要性を理解できるようになることである。
授業計画と内容
① 心理学とは何か、どのようにして「こころ」をとらえるのか(心理学史、心理学の研究法)
② こころの原理1(感覚・知覚心理学)
③ こころの原理2(認知心理学)
④ 脳・神経(およびその障害)と心理学(神経心理学)
⑤ こころの成長:主に青年期前(発達心理学1)
⑥ こころの成長:主に青年期後(発達心理学2)
⑦ こころの問題や個人差(パーソナリティ心理学)
⑧ 他者・集団との関わり(社会心理学)
⑨ 法心理学1:法心理学とは~心理学者が携わる司法の領域
⑩ 法心理学2:目撃証言研究とは~記憶の汚染とそれを防ぐ方法
⑪ 法心理学3:思考・判断に関する心理要因
⑫ スクーリング試験
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料(レジュメ等)は当日、配布する。
法学と心理学の関連についての参考図書は以下出版社に在庫がない状態であるため必須ではないが,図書館で借りる・閲覧するなど目を通すことができると良い。
高木光太郎『証言の心理学』(中公新書)(2006年)※絶版だが良書のため、図書館等で出来れば参照すること。
浜田寿美男『自白の心理学』(岩波新書)(2001年)※絶版だが良書のため、図書館等で出来れば参照すること。
法と心理学会・目撃ガイドライン作成委員会『目撃供述・識別手続に関するガイドライン』(現代人文社)(2005年)
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】