シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 通信授業】英 語(C) | 2024 | その他 | ー | 通信教育課程 | 岡本 正明 | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JD-EN2-601L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
いろいろな作家の様々な文章を取り上げて読み、日本語に訳す作業を通して、英文を正確に読む能力を身につけます。訳読の作業は、単に、対象となる英文の語句の意味を辞典で探して、英文を日本文に置き換えることではありません。英文は、作者のメッセージを伝えるために書かれているのですから、日本語の訳は、そのメッセージを過不足なく伝える日本語にならなければなりません。辞典に示されている日本語がそのまま訳文に使えるとは限りません。授業では、このような点を重視し、英語を読むために最低限必要な文法知識を確認するとともに正しい辞典の引き方を学びます。また、基本的な語彙をできるだけ増やす努力をします。そして、英語を正確に読み、訳す作業の難しさと楽しさをできるだけ多く経験してほしいと思っています。
科目目的
グローバル化した現代社会において、英語の重要性がますます高まっていることは言うまでもありません。このような状況の中で、Speaking, Listening, Reading, Writing の4つの能力を総合的に高めることが重要ですが、英語(C)では、Reading に焦点を合わせ、これまで受講者が身につけてきた英語読解能力をさらに高めることを目的とします。専門分野の比較的平易な英語で書かれた文献が読めるようになることを目指します。
到達目標
論理的で明快な英語の文章を精読することによって、英語の構文把握力と語彙力を身につけ、ひいては、専門分野の文献を読むための基礎力を獲得することを目標にしています。
授業計画と内容
世界を変革した代表的な書物について書かれた文章を精読してゆきたいと思います。その書物自体の内容ばかりか、その書物を生み出した歴史的背景、伝記的背景にも光を当てたいと思います。以下、教科書の各章で取り上げる作品名を箇条書きで記します。
第1章では、マキアヴェッリの『君主論』をとりあげます。
第2章では、トマス・ペインの『コモン・センス』をとりあげます。
第3章では、ソローの『市民の反抗』をとりあげます。
第4章では、ストウの『アンクル・トムの小屋』をとりあげます。
第5章では、アダム・スミス『国富論』(『諸国民の富』とも訳されている)をとりあげます。
第6章では、マルクスの『資本論』をとりあげます。
第7章では、コペルニクスの『天球の回転について』をとりあげます。
第8章では、ニュートンの『プリンキピア』(原題は、『自然哲学の数学的原理』)をとりあげます。
第9章では、フロイトの『夢判断』をとりあげます。
以上の各章を読むことを通じて、英文の読解力を養成するばかりか、思想、文学、歴史、科学に関する教養も身につけることを意図しています。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
これまで獲得してきた英語の能力を生かし、それをさらに伸ばすための努力を惜しまない強い意志を持ってください。
英文を読む場合、中学校卒業レベルの英語の文法知識が使えるかどうかをチェックし、問題がある場合は基本的な英文法を復習することが大切です。また、自分の英語能力に合った、つまり、自分を本当に助けてくれる辞典を使うことも大切です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 試験(科目試験またはスクーリング試験)により最終評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
通信教育課程 在学生サイト 教科書一覧を参照
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
この科目は、教科書とは別に学習の補助教材として「英語科目履修の手引き」があります。
Cloud Campusの公開教材「教科書付属教材」にて閲覧することができます。
その他特記事項
【通信教育課程はなし】