シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本芸能史A | 2024 | 前期 | 水1 | 文学部 | 高橋 則子 | タカハシ ノリコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JC3-A411
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本の芸能について、原始芸能から江戸時代初期の芸能までの流れを学びます。
日本には様々な古典芸能があり、現在でもいくつかは残されています。日本の芸能史については、高校までの教育の中で触れることは少なかったと思います。そのため、基本的な日本芸能史の流れを学びます。
各地の祭りや能・狂言、浄瑠璃・歌舞伎、落語のような古典芸能に触れることは、日本の特質や精神性を理解する上で大切です。特に中世以降の芸能については、文学作品や人々の精神生活に多くの影響を与えています。江戸時代の庶民文学を学ぶ上では、浄瑠璃・歌舞伎は欠かすことができません。
更にこれらの古典芸能を味わい、楽しむことができるようになると、日々の生活の彩が豊かになります。
パワーポイントにより、図版などを多用して、理解の一助にします。古典芸能の動画鑑賞を、毎回20分程度行う予定です。
科目目的
この授業は、幅広い教養として、日本の芸能史に関する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
日本の芸能に関する基礎的な知識を身につけ、理解したうえで、古典芸能を鑑賞することができるようになることを目標とします。
授業計画と内容
1、芸能とは何か/原始芸能/授業の概要、参考文献紹介
2、大陸文化の伝来 /平安前期
3、平安後期/中世芸能の確立
4、能楽の形成と発展①
5、能楽の形成と発展②
6、能楽作品の鑑賞①
7、能楽作品の鑑賞②
8、中世芸能の普及
9、近世芸能の特質/歌舞伎誕生
10、女歌舞伎・若衆歌舞伎
11、人形浄瑠璃の成立
12、形成期の歌舞伎
13、古浄瑠璃
14、総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習:各回の授業内容について、参考文献や参考WEBサイトで概要を調べておく。
古典芸能の鑑賞を行った場合は、具体的な内容や感想についてレポート提出する(任意)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 芸能史に関する基本的な知識を、講義内容に即して試験します。 |
レポート | 20 | 古典芸能に関する興味・理解が正確に記されているかを評価します。 |
平常点 | 20 | 授業への参加度を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:授業内でプリントを配布します。
参考文献:授業内で指示します。
その他特記事項
受講者の反応等により、授業計画通りに進まない場合もあります。
授業内容に関する質問等には随時対応します。