シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義B5(ブロックチェーンとWeb3) | 2025 | 後期 | 火4 | 国際情報学部 | 須藤 修 | スドウ オサム | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF3-SE42
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
仮想通貨ビットコインの登場によって世界中で注目されたブロックチェーンだが、金融だけではなく、経済システム全般に大きな影響を与えうる可能性を有する技術である。近年では、ブロックチェーンは、メタバースと融合してWeb3の基礎となっている。そこでこの講義では、ブロックチェーンとはどのようなものであるかを明らかにし、そのうえでブルックチェーンの活用によって金融、経済、社会システムにどのような影響を与えるか、特にWeb3の可能性を学ぶことにする。さらにAIガバナンスとブロックチェーンの関係についても考察しようと思う。
科目目的
デジタル・トランスフォーメーションの重要なシステムをなすブロックチェーンについて深く理解することを目的とする。特にブロックチェーンのシステムについてよく理解するとともに、さまざまな課題と将来展望についても理解することを目指す。それによってデジタル・トランスフォーメーションの担い手としての能力を身に着ける。
到達目標
ブロックチェーンの技術的基礎とその実務的基礎を習得し、仮想通貨や分散台帳の応用的な構想力を習得する。
授業計画と内容
第1回 生成AIのインパクト
第2回 AIガバナンスとサイバーセキュリティ
第3回 ブロックチェーンと3つの要素
第4回 ブロックチェーンの分散性
第5回 ブロックチェーンの問題点
第6回 ブロックチェーンの基本的な仕組み
第7回 ブロックチェーンの課題に関する討論
第8回 ブロックチェーンと金融構造
第9回 ブロックチェーンと中央銀行
第10回 ブロックチェーンと経済システム
第11回 ブロックチェーンと経済に関する討論
第12回 ブロックチェーンとIoT
第13回 クラウドとAIとブロックチェーン
第14回 ブロックチェーンの未来に関する討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 期末試験では講義内容習得の確認、習得した知識を用いた応用的な思考力を確認する。 |
レポート | 20 | 講義期間中のレポートでは、学習習得レベルを確認する。 |
平常点 | 20 | やむを得ない事情で欠席する場合は、事前に連絡をください。無断欠席をしないように気を付けて下さい。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ZoomあるいはWebexを用いて学識経験者や実務経験者と意見交換を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
政府や自治体の情報化政策、AI政策を構想し、その実施のコンサルテーションを政府、自治体、OECDやUNESCOなどの国際機関、企業で行っています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
企業が、DXの一環としてブロックチェーン、Web3の導入に関する検討状況を教えます。
テキスト・参考文献等
テキストとして講義スライドを事前にPDFで配布するので予習するようにしてください。参考文献は授業中に提示します。