中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:政治学演習1(B)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治学演習1(B) 2026 前期 月4 法学研究科博士課程前期課程 山崎 望 ヤマザキ ノゾム 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-PS5-703S

履修条件・関連科目等

この演習は、月曜3限の「政治学特講1(B)」(山崎担当)と一体的な運用を行います。
「政治史演習1(B)」(山崎担当)のみの受講は認めません。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

自由民主主義が内包してきた問題点を「南」の思想と実践を通じて明らかにすると同時に、普遍性が成立しにくい多極化時代における普遍的な思想の可能性について研究します。
近年の国際政治では国際秩序を主導してきた欧米諸国に対して、政治的・経済的影響力を増してきた権威主義諸国やグローバルサウス諸国からの植民地主義や「普遍主義」に対する批判が噴出し、現実と規範の双方の側面において、「多極化」が進行しています。本演習では第三世界主義、パンナショナリズム、イスラーム主義、そして現代の多極化(BRICSの拡大と影響を含む)について、連続性と断絶性を意識しながら、専門書の読解と検討を通じて、欧米主導の国際秩序に支えられてきた「自由民主主義の優位性」の限界と、新たな可能性を模索します。

科目目的

 政治理論のみならず、国際政治や比較政治、政治史、政治思想史の知見を導入した演習を行うことで、政治学内のディシプリンの再検討をすることも、当該科目の目的の一つとする。
 また「政治学特講1(B)」(山崎担当)と併せて、自由民主主義の現代的位相を把握することと、それに対する規範的な社会構想について考察を深めることも目的の一つである。

到達目標

この演習は「政治学特講1(B)」(山崎担当)と一体で運用されます。自由民主主義と、その「外部」とされてきた諸地域・諸領域の思想・実践・制度を一体化して扱い、専門分化の進む政治学の刷新に寄与する力をつけることが到達目標です。

授業計画と内容

第1回 イントロダクション:「西洋の優越」の終焉か、「普遍」の終焉か?
第2回 第三世界主義再考(1)脱植民地化の諸相
第3回 第三世界主義再考(2)第三世界主義の国際政治
第4回 パンアラブ主義
第5回 パンアフリカ主義
第6回 イスラーム主義(1)イラン革命を中心に
第7回 イスラーム主義(2)アルカイーダからイスラーム国(IS)まで
第8回 多極化論(総論)
第9回 多極化を考える(アメリカと「ドンロー主義」?)
第10回 多極化を考える(ロシアと新ユーラシア主義)
第11回 多極化を考える(中国と「人類運命共同体」構想)
第12回 多極化を考える(インドとヒンドゥー原理主義)
第13回 多極化を考える(BRICSの拡大)
第14回 総合討論


授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

報告者は、課題文献の要約(レジュメ)と私見を作成し、事前に配布してください。
配布方法などは初回に伝えます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 議論への参加、報告回数における報告を評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

レジュメの配布などにmanabaを使用予定です。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

文献入手の方法については授業初回に指示します。

【課題候補文献】
・Yascha Mounk& Roberto Stefan Foa,
The End of the Democratic Century: Autocracy’s Global Ascendance (Foreign Affaires,2018/6)
・ヴィジャイ・プラシャド(粟飯原文子訳)、2013年、
 『褐色の世界史――第三世界とはなにか』水声社
・荒川正晴ほか編『(岩波講座 世界歴史18)アフリカ諸地域~20世紀』岩波書店(抜粋)
・小倉英敬、2017年、『マーカス・ガーヴェイの反「植民地主義」思想――パンアフリカニズムとラスタ 
 ファリズムへの影響』揺籃社
・池田美佐子、2016年、『ナセル――アラブ民族主義の隆盛と終焉』山川出版社
・末近浩太、2018年、『イスラーム主義――もう一つの近代を構想する』岩波書店
・中田考、2015年、『カリフ制再興』書肆心水
・篠田英朗、2025年、『地政学理論で読む多極化する世界』かや書房
・Carla Fetcas, Martin Kreutner ,2025,
 The Multipolar Turn: Global Strategies and Power Projections,Nomos Verlags GmbH
・会田弘継、2024年、
 『それでもなぜ、トランプは支持されるのか-アメリカ地殻変動の思想史』東洋経済新報社
・浜由紀子、2025年、『ネオユーラシア主義とは何か』河出書房新社
・平川均・町田一兵・真家陽一・石川幸一(編著)、2019年、
 『一帯一路の政治経済学――中国は新たなフロンティアを創出するか』文眞堂
・中島岳志、2005年、
 『ナショナリズムと宗教――現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム運動』春風社
・Evander Knoxley,2025、BRICS Rising:The End of Western Power?Independently published

【参考文献】
・西谷修・工藤律子・矢野修一・所康弘、2025年、『グローバルサウス入門』文眞堂
・脇祐三、2024年、『グローバルサウスの時代』光文社新書
・Stewart Patrick
What Happened to “the West”?: As America Drifts Away From Its Allies, a Less Peaceful World Awaits
(Foreign Affaires,2025/11)
・Vincent Okindo,2025, BRICS:The New World Order Unveiled‎, Independently published
・伊藤邦武・山内志朗 ・中島隆博・納富信留、2020年、『世界哲学史』8巻、ちくま新書





その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.