シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Seminar(3) | 2024 | 前期 | 金3 | 文学部 | 髙尾 直知 | タカオ ナオチカ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX3-B109
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Nathaniel Hawthorne (1804-1864)の短編を精読して、作品の意味を考えます。授業では、訳読と作品の内容に関するディスカッションを交互におこないます。
科目目的
スケジュールにあげるような作品を詳しく読みながら、ホーソーンの作品の意味を考えます。
到達目標
19世紀の文学作品を考える姿勢を養います。詳しい注のついたテキストを使うので、英語をしっかりと読みたいという学生が、英語読解の能力をつけることを目標とします。また、小説がどのように実際の社会にかかわり、いかに深くその問題に関与するかを分析することで、文学を専攻するものとしての基礎教養を身につけたいと思います。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 "Roger Malvin's Burial"(訳読1)
第3回 "Roger Malvin's Burial"(訳読2)
第4回 "Roger Malvin's Burial"(ディスカッション)
第5回 "Young Goodman Brown"(訳読1)
第6回 "Young Goodman Brown"(訳読2)
第7回 "Young Goodman Brown"(ディスカッション)
第8回 "My Kinsman, Major Molineux"(訳読1)
第9回 "My Kinsman, Major Molineux"(訳読2)
第10回 "My Kinsman, Major Molineux"(ディスカッション)
第11回 "The Maypole of Merry Mount"(訳読1)
第12回 "The Maypole of Merry Mount"(訳読2)
第13回 "The Maypole of Merry Mount"(ディスカッション)
第14回 作品間に共通する意味について
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 扱った作品についてオリジナルな議論を提示しているかどうか。 |
平常点 | 30 | 授業中やリアクションペーパーに、自分の意見を明確に述べて、作品解釈の構築に資する発言・コメントをおこなったかどうか。 |
その他 | 30 | 授業中の発表において、自身の作品解釈を明確に提示して、その論拠をしめすことができたかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
『詳注ホーソーン短編集 Ⅰ』小山敏三郎編注、南雲堂(ISBN4-523-29077-3)
*もし絶版の場合は、適宜プリントを使用。
**翻訳を参照する場合は、國重純二訳『ナサニエル・ホーソーン短編全集』(全3巻、南雲堂)が便利だと思います。