シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報心理学特論 | 2025 | 後期 | 金6 | 国際情報研究科修士課程 | 村田 雅之 | ムラタ マサユキ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-PY5-SC02
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代社会を理解するには、「情報処理する主体としての個人のこころ」というミクロな側面だけでなく、「情報のもたらす集団的・社会的な影響」というマクロな側面まで、広く把握しなければならない。さらに、急速なデジタル技術の発展は、多くの可能性をもたらす一方、これまで直面したことのない、複雑な課題を現代人につきつけている。情報化の「光と影」を軸に、複雑に絡み合う社会事象を、多面的に捉える姿勢を取得することが重要である。このような認識から、多様な社会事象を、科目名にある「情報」と「心理」、そして「社会」と「技術」の視点から、串刺し的に読み解いていきたい。
(注)履修人数に応じて、具体的な進行を「グループ作業に基づく発表を中心とした形式」に変更を行う可能性がある。一昨年度と昨年度はこの形式変更を行ったので、初回オリエンテーションで方針をかならず確認すること。
科目目的
情報社会の行方について、おもに心理の視点から考察するための基礎知識を修得することを目的とする。
到達目標
(1) 現代の様々な社会事象について、情報の流れの視点から把握できる。
(2) 情報化の光と影を軸に、複雑な社会事象を多面的に捉える姿勢を修得できる。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
【メディアと情報】
第2回 メディアリテラシー
第3回 メディアの影響
第4回 映像言語の分析
第5回 映像技法の基礎
第6回 情報の発信
【社会と情報】
第7回 情報の伝播と拡散
第8回 デジタル時代の不均衡
第9回 利便の代償
第10回 情報教育の行方
【技術と情報】
第11回 情報技術とヒトの意味
第12回 情報技術の導入と選択
第13回 情報技術のもたらす未来
第14回 総括・まとめ
(注)履修状況に基づき「グループ作業に基づく発表を中心とした形式」に変更になる可能性についてはご了解ください。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(1) 復習として、講義で学んだ内容(概念や理論など)を日常に当てはめて具体的に検証してみること。
(2) 各回の講義に関連する最新技術や、それに伴う社会的問題について検索すること。
(注)「授業の概要」欄に記した「グループ作業に基づく発表」を中心とした形式に変更した場合は、授業時間外において、調査分析関連の検討や準備作業が必要になります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 各回のレポート(作業の場合は発表に至る成果を含む) |
平常点 | 40 | 授業への参加態度(出席状況を基本に、作業の場合は積極性を含む) |
成績評価の方法・基準(備考)
・原則、10回以上授業に出席しないと成績評価の対象となりません。
・出席停止を除く欠席スコアが基準を超える場合は、代替課題の出題はせず、無条件で不可とします。「授業の概要」に記したように、グループ作業を中心にした形式に変更した場合も同様です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
「授業の概要」欄に記したように、「グループ作業に基づく発表」を中心とした形式に変更する可能性があることをご了解ください。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
BYOD機器によるレポート提出など
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】使用しない。
【参考資料】授業中または前後にmanabaにて適時紹介する。
その他特記事項
【要確認】
「授業の概要」欄に記したように、具体的な進行については、「グループ作業に基づく発表を中心とした形式」に変更を行う可能性があります。
昨年度までの進行状況からは、とくに学期後半において、授業時間外に相応のグループ作業を継続的に要する可能性が見込まれます。時間外作業を回避したい(あるいはせざるを得ない)学生、および2年次生(=同じ時期の「2年次後期」に「修士論文」や「特定課題論文」を執筆)については、日程などの周辺条件を十分に確認、検討のうえ、履修するかどうか決定してください。
なお、グループ作業の場合は、学期の途中で放すると、他の履修者に多大な迷惑がかかることに十分留意してください。