シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アメリカ文学文化研究(2) | 2024 | 後期 | 火4 | 文学部 | 久保 尚美 | クボ ナオミ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX2-B312
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アメリカの人種問題における白人性について、白人の作家や思想家の書いた文学作品やエッセイを読んで考察します。受講生は各回ごとに示される課題に取り組むことで理解を深めていきます。
科目目的
アメリカ社会における人種の問題の背景を学ぶとともに、それがどのようにエッセイや文学作品に示されているかを読み解く。
到達目標
・アメリカ社会の多様性について理解を深める。
・アメリカ文学作品を分析するにあたり、必要な専門知識の基礎を学ぶ。
・学んだ知見にもとづいて文学作品を解釈し、自分の言葉で表現する力を身につける。
授業計画と内容
第1回: イントロダクション、アメリカ社会と人種問題(1)南北戦争以前
第2回: アメリカ社会と人種問題(2)南北戦争前後
第3回: アメリカ社会と人種問題(3)公民権運動 1
第4回: アメリカ社会と人種問題(4)公民権運動 2
第5回: William Faulkner, "Dry September," pp. 169-173
第6回: William Faulkner, "Dry September," pp. 173-175
第7回: William Faulkner, "Dry September," pp. 175-180
第8回: William Faulkner, "Dry September," pp. 180-183
第9回: Flannery O’Connor, "Everything That Rises Must Converge," pp. 405-408
第10回: Flannery O’Connor, "Everything That Rises Must Converge," pp. 408-412
第11回: Flannery O’Connor, "Everything That Rises Must Converge," pp. 412-414
第12回: Flannery O’Connor, "Everything That Rises Must Converge," pp. 413-417
第13回: Flannery O’Connor, "Everything That Rises Must Converge," pp. 417-420
第14回: まとめ
*授業の進度により、第5回から第13回で扱う文学作品を変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で紹介する文献や関連する作品を読むこと
期末試験に向けた準備をすること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 期末試験の得点により授業の理解度を評価します。 ・授業で扱う歴史的/文化的事項や概念を理解し、適切に説明できるか。 ・授業で扱うテキストを読み解き、その解釈を説得的に示すことができるか。 |
平常点 | 50 | 各回の考察課題(レスポンスシート)への取り組みが主たる評価対象となります。なお受講者数によっては、個別に考察発表をしてもらい(1人1回)、その内容も評価対象となります ・講義内容を踏まえた考察がなされているか。 ・自分の考えを適切な文章で書くことができているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席回数(毎回の課題提出回数)が70%に満たないものは、この授業の成績評価対象にならず「不可」となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
manabaを用いて資料を配付します。
関連する文献等については、授業内で紹介します。