シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 社会思想史Ⅰ | 2026 | 前期 | 水2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 鳴子 博子 | ナルコ ヒロコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-EH5-103L
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
鳴子博子『ルソーの政治経済学―その現代的可能性』を輪読し、ルソーの政治経済学の諸相を学んでゆきます。報告者に作成したレジュメにもとづいて報告をしていただきます。その上で論点をめぐって意見交換、討論を行います。
科目目的
古典理論は時空を超えた普遍性を有している。18世紀の政治経済学の展開の中で大きな位置を占めるジャン=ジャック・ルソーの理論体系を分析する諸論考の輪読を通して、現代社会の抱えている大きな社会課題「格差社会からの脱却」について考えを深める。経済の発展と格差是正との両立はいかにして可能かを模索する。
到達目標
2年次に修士論文を作成する準備の一環として、社会思想のエッセンスを学び、そもそも社会矛盾を生む原因は何か、問題の根源に遡って探究することができるようになる。
授業計画と内容
第1回 授業を始めるにあたって
第2回 『ルソーの政治経済学』代議制と受動性―フィヒテ・ルナン・第三帝国
第3回 『ルソーの政治経済学』シモン・ランゲ「社会は暴力から生まれた」
第4回 『ルソーの政治経済学』選択的夫婦別姓と習俗
第5回 『ルソーの政治経済学』「戦争をする国家」から「戦争をしない国家」へ―プラトン対ルソー
第6回 『ルソーの政治経済学』自然・人間・労働―ルソー対マルクス
第7回 『ルソーの政治経済学』一般意志で動く国家―ルソー/ヘーゲル/マルクス
第8回 『ルソーの政治経済学』人民集会論とフランス革命―ルソー対ロベスピエール
第9回 『ルソーの政治経済学』経済的自由と生存権の起原―ル・シャブリエ法を通して
第10回 『ルソーの政治経済学』討論と投票、団体と個人―ミル対ルソー―
第11回 『ルソーの政治経済学』既存宗教・市民宗教は人間を自由にするのか
第12回 『ルソーの政治経済学』権力・戦争・歴史―フーコー対ルソー
第13回 『ルソーの政治経済学』ヨーロッパ新秩序構想―18世紀から現代へ
第14回 『ルソーの政治経済学』のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告者はレジュメを作成しますが、それ以外の履修者もテキストをよく読んでくることが必要です。復習を習慣化してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | レジュメ・報告の内容、テキスト読解の度合い、授業への取り組み姿勢を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
鳴子博子『ルソーの政治経済学―その現代的可能性』晃洋書房、2023年、 ISBN978-4-7710-3751-9