シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ思想(2)/ドイツ思想史(2) | 2024 | 後期 | 月2 | 文学部 | 縄田 雄二 | ナワタ ユウジ | 1~3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-DT1-C512
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツが生んだ思想の重要なものに、文化史の記述がある。この講義では、そうした思想のいくつかを論じ、それらを批判的に参照しつつ、それでは現代においていかなる文化史記述が可能かを示す。文化の領域は広いが、対象は言語文化にほぼ限定する。前期・後期を通じて通史の古代から現代までの叙述を試みるが、前期のみ、後期のみ履修しても理解できるように配慮する。
ドイツ思想のみを論ずるのではなく、ドイツ思想を手掛かりとして文化史を叙述する授業である。この点を承知した上で履修していただきたい。
科目目的
・ドイツ思想の重要な部分(文化史)を知る。
・世界の言語文化の歴史についての概観を得る。
到達目標
・思想を載せた文章を読み慣れる。
・世界の言語文化史から生まれた古典の数々への糸口を得る。
たくさん本が読めるようになることを目指す授業である。
授業計画と内容
1. キットラー、ルーマンを手がかりとして(1)理論的基盤
2. キットラー、ルーマンを手がかりとして(2)弦楽器の伝播と文学
3. キットラー、ルーマンを手がかりとして(3)人文主義
4. キットラー、ルーマンを手がかりとして(4)宗教改革
5. キットラー、ルーマンを手がかりとして(5)戯曲改革
6. キットラー、ルーマンを手がかりとして(6)近代読者の発生、版画と言語文化
7. キットラー、ルーマンを手がかりとして(7)書かれたものを集成するということ
8. キットラー、ルーマンを手がかりとして(8)文献学
9. キットラー、ルーマンを手がかりとして(9)連載小説
10. キットラー、ルーマンを手がかりとして(10)録音される言語文化
11. キットラー、ルーマンを手がかりとして(11)ラジオドラマ
12. キットラー、ルーマンを手がかりとして(12)シナリオ小説
13. キットラー、ルーマンを手がかりとして(13)人類の言語文化遺産のデジタル化
14. 総括と到達度確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
manabaにアップロードした資料や自分でとったノートを授業後に読み返し、理解を深めていただきたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 学期末に試験をおこない、学期全体の授業にしっかりと取り組めたかを評価する。 |
平常点 | 50 | responなどにより、その回ごとの授業にしっかりと取り組めたかを簡単に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
購入しなければならない文献は無い。講義をおこなうに際し講師が参照した文献は、その都度紹介するので、興味が湧けば読んでいただきたい。
その他特記事項
・授業中に教員と学生がコミュニケーションできる無料アプリresponを用いる。manaba経由でスマートフォンにダウンロードしておいていただきたい。
・質問は以下いずれの方法でもよろこんで受けつける。(1)授業中手を挙げる (2)授業のおわりにresponでコメントを寄せる際に書き込む (3)manabaの個人指導コレクションを用いる
・遅刻・欠席については、公式の書類があるものについてのみ考慮を保証する。