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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:研究倫理・研究方法論(法学)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
研究倫理・研究方法論(法学) 2025 前期 月4 法学研究科博士課程前期課程 佐藤 文彦、只木 誠、徳本 広孝、原田 剛、曲田 統 サトウ フミヒコ、タダキ マコト、トクモト ヒロタカ、ハラダ ツヨシ、マガタ オサム 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-AD5-001L

履修条件・関連科目等

 この科目は必修科目であり、博士前期課程の第1年次に在籍し法学系分野を専攻するすべての学生が必ず履修すべき科目です。また、当該科目において講ずる研究倫理・研究方法論は、これから法学系専攻分野の研究をスタートしようとする大学院学生にとって必要不可欠な内容のものですので、博士前期課程第1年次に履修する必要があります。
 この科目以外に、これから研究活動をスタートしようとする大学院学生にとって履修することが望ましい研究基礎科目として、アカデミック・ライティングとリサーチ・リテラシーが開講されます。これらの科目は選択科目ですが、並行して履修することを推奨します。
 上述のように、この科目は博士前期課程に在籍し法学系分野を専攻する学生にとっての必修科目ですので、各自が専攻する法学系諸科目を並行して履修してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 まず、専門分野の違いに関わりなく研究活動を行う際に前提となる研究倫理について、学びます。その上で、法学分野において研究を行う際に必要不可欠な研究方法について、具体的な研究例に照らしながら、研究の科学的なプロセス(研究課題の発見、研究計画と研究方法の決定、データの分析、研究結果の解釈と報告)の段階を追って学びます。また、特定の研究課題に関する文献検索と既存の情報の要約を行うことを通じて、これらの作業の要点を学びます。

科目目的

 この科目は、博士前期課程の第1年次に在籍し法学系分野を専攻する学生全員に、これから法学分野の研究活動をスタートするために必要不可欠な前提条件として、研究倫理及び研究方法論に関する基礎的素養を身につけて頂くために開講されます。この点で、本科目は、各自が専攻する法学系専門分野の諸科目を履修するための前提条件となる、基礎的な知識と研究姿勢を涵養することを目的としています。

到達目標

 まず研究倫理に関しては、研究活動において直面することとなる「不正行為」や「不適切な研究行為」とはいかなるものであり、また、こうした誤った研究行為に直面した場合において、どのように対処し行動すべきか等について、具体的なイメージをもって理解することができるようになることを到達目標としています。
 次に研究方法論に関しては、法学系専攻分野の研究を行うために必要不可欠な手法を理解した上で、研究活動のプロセスに沿って研究方法論を身に付けることができることを到達目標としています。具体的には、まず研究テーマを発見し、次に当該研究テーマを解明するための研究計画を立案し、また当該研究計画に沿って文献や判例等の検索・収集及び分析・検討等を行い、さらに以上のような研究活動の結果をまとめ、発表や公表を行うに至るまでを、具体的イメージをもって理解することができるようになることを到達目標にしています。

授業計画と内容

①研究倫理の概論(総論)-研究活動における「不正行為」と「不適切な研究行為」を主に
②法学研究の概念、研究過程の概観
③研究倫理各論1-「盗用」その他の「不正行為」を例に
④研究倫理各論2-共同研究、ピア・レビュー、公的研究費を例に
⑤法学研究の手法(1)-「答案」から「研究」へ
⑥法学研究の手法(2)-微視的検討の方法と巨視的検討の方法
⑦法学研究の手法(3)-社会科学としての法学研究の方法論
⑧研究計画の立案、研究計画書の作成(1)-研究計画の立案プロセスに即して
⑨研究計画の立案、研究計画書の作成(2)-研究計画書の作成について
⑩文献(判例)検索・収集、文献の分析・検討・活用(1)-文献(判例)検索・収集を主に
⑪文献(判例)検索・収集、文献の分析・検討・活用(2)-文献の分析・検討・活用を主に
⑫研究結果のまとめ方、発表の仕方(1)-論文執筆のスタイル・構成を中心に
⑬研究結果のまとめ方、発表の仕方(2)-先行研究との関係を中心に
⑭研究成果の発表、公表(学会発表、論文投稿、助成申請)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30  法学分野における研究倫理及び研究方法論について、正確な理解を得ているか、また、これから法学系専攻分野の研究をスタートするために必要な知識及び研究姿勢を適切に身に付けることができたかを基準に評価を行う。
平常点 70  毎回の授業中における質疑応答の発言において、法学分野における研究倫理及び研究方法論について正確な理解を得ているか、また、これから法学系専攻分野の研究をスタートするために必要な知識及び研究姿勢を適切に身に付けることができたかを基準に評価を行う。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 本科目では、事前にテキスト及び参考文献を指定することは行いません。毎回の授業の際に、必要に応じて事前又は事後に、参考文献や参考資料をお知らせすることに致します。

その他特記事項

参考URL

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