シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎演習Ⅰ | 2025 | 前期 | 水4 | 総合政策学部 | 李 里花 | リ リカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-BS1-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業には、3つの目的があります。
まず、社会科学の基本的な概念―民族、国家、ナショナリズム、近代、ジェンダー、移民、グローバル化について理解を深めることです。
その上で、異文化理解や多文化共生を実現するために、どのような考え方が求められるのかについての考えを深めることです。(本格的に取り上げるのは専門演習となるので、この点についてはすこしだけ触れる形になります)
そして最後に、社会科学の分野で求められるレポートやレジュメの書き方を学び、社会科学的知や情報をアウトプットする方法を身につけ、レポートを完成することです。
科目目的
社会科学の基本的な概念を学ぶ
異文化理解や多文化共生、ダイバーシティについてのイッシューを知る
社会科学のレポートやレジュメの書き方を学ぶ
到達目標
社会科学の基本的な概念や理論について理解できる
異文化理解や多文化共生について、国家や民族との関係で考えることができる
社会科学のレポートやレジュメの書き方がわかるようになる
授業計画と内容
第1回 イントロ:社会科学における基本的概念をなぜ学ぶのか?レジュメの書き方
第2回 貧困を考える(国家、経済、社会福祉)
第3回 社会的疎外を考える(マルクス主義とそれ以降の社会科学)
第4回 社会的不平等を考える(近代社会のジェンダー)
第5回 国民国家を考える(ナショナリズムと国籍)
第6回 国民国家を考える(ナショナリズムとアイデンティティ)
第7回 レイシズムを考える(差別、偏見、マイクロアグレッション)
第8回 多文化共生を考える
第9回 グローバル世界は変わることができるのか
第10回 レポートの書き方
第11回 レポートの書き方
第12回 レポートの書き方
第13回 報告(プレゼンテーション)
第14回 報告(プレゼンテーション)
*授業はディスカッションを中心に行います。
*学生の人数によって進度が変わることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 25 | 期末レポート |
平常点 | 50 | 出席点ではなく、ディスカッションなどに積極的に参加することを中心に評価します。 |
その他 | 25 | プレゼン |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
豊泉周治他『〈私〉をひらく社会学:若者のための社会学入門』大月書店、2014年
河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第4版』慶應義塾大学出版会、2018年