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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:租税法演習1(A)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
租税法演習1(A) 2025 前期 水3 法学研究科博士課程前期課程 澁谷 雅弘 シブヤ マサヒロ 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-TL5-303S

履修条件・関連科目等

租税法に関する基礎的知識を有することを履修の条件とする。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

租税法に関する専門的文献の輪読を行う。租税法演習1(A)では、下記に挙げたような文献を取り上げる予定である。

科目目的

優れた租税法論文等から学び、租税法研究の最先端において展開されている議論を理解すること。

到達目標

大型の論文の作成に際しての、資料の収集・整理方法、文章の書き方、引用・出典表示のルール等を修得し、実際に日本語での論文執筆ができるようになること。

授業計画と内容

履修者の人数及び関心分野によって変更がありうるが、現時点では以下の通り進行する予定である。
前半は、神山弘行『所得課税における時間軸とリスク』第1編(有斐閣、2019)〔論文Ⅰ〕、後半は藤岡祐治「為替差損益に対する課税 : 貨幣価値の変動と租税法(一)~(六・完)」国家学会雑誌130巻9・10号790-738頁、131巻1・2号162-107頁、3・4号368-314頁、7・8号750-690頁、11・12号1118-1049頁、132巻192-131 頁(2017-19)〔論文Ⅱ〕を取り上げる予定である。

授業の進め方は、以下の通りである。
1.イントロダクション
2.論文Ⅰ 序章「問題の所在」・第1章「先行研究と本書の視座」
3.第2章「法理論・法制度の形成と到達点」第1節「はじめに」、第2節「課税のタイミングと法的基準」
4.第2章第3節「課税繰延・早期控除への制度的対応」、第4節「小括」
5.第3章「基礎理論の再検討」第1節「本章の視点」、第2節「等価性と非等価性」
6.第3章第3節「政府(国庫)の視点と納税者の視点の峻別」
7.第4章「課税繰延への対処策と日本法への示唆」、結語
8.論文Ⅱ 序・第1章「租税法における金銭の位置づけ」第1節「租税法及び財政法の規定」
9.第1章第2節「所得概念と貨幣の対内価値の変動」
10.第1章第3節「開放経済下における所得概念」
11.第1章第4節「現行法下における為替差損益に対する課税」第5節「小括」
12.第2章「比較法的視点」
13.第3章「経済学的視点」、結
14.総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

単に指定した文献を読むだけではなく、疑問点を調べたり、関連する文献と照らし合わせてみるといった学習が求められる。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 レポートについては、対象とする論点について、文献の理解度や、自分の意見を論理的に表明できているか等により評価する。
平常点 70 報告内容が40%、質疑への参加状況が30%

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:神山弘行『所得課税における時間軸とリスク』(有斐閣、2019)。藤岡祐治「為替差損益に対する課税 : 貨幣価値の変動と租税法(一)~(六・完)」国家学会雑誌130巻9・10号790-738頁、131巻1・2号162-107頁、3・4号368-314頁、7・8号750-690頁、11・12号1118-1049頁、132巻192-131 頁(2017-19)
その他、必要に応じて別途指示する。

その他特記事項

履修希望者は、あらかじめ電子メールで教員に連絡すること。
教員連絡先:smasahiro001a@g.chuo-u.ac.jp

参考URL

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