シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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労働法特講1(B) | 2025 | 前期 | 木2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 井川 志郎 | イカワ シロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-LB5-401L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
担当教員は、日本語を母語としますが、英語および(一部)ドイツ語での対応も可能です。履修者に合わせて、言語を使い分けたいと思います。
授業の概要
労働法上の6つのトピックについて、判例研究とディスカッションを行います。
科目目的
現在の「生ける法」ないし権力による解釈を含めた「現行法」を正確に把握し、かつ、かかる現状を批判的に検討し「あるべき法」につき議論することで、労働世界における正義とは何かを探求することが目的です。
到達目標
学生が、個別具体的な事案における法の運用能力(これは基本的には学部において身につけるべきものです)をこえて、労働の世界における正義を抽象的なレベルで構想できるような、批判的思考能力を身につけること、少なくともそのための第一歩を踏み出せるようになることが、到達目標になります。
授業計画と内容
受講生と相談のうえ扱うトピックを決定し、それぞれにつき判例研究と議論を行います。下記の第3回以降のトピックは、例示です。
1.ガイダンス
2.トピック設定、報告順決定
3.労働法の人的保護対象にかかる判例研究
4.労働法の人的保護対象にかかる議論
5.労働法の責任主体にかかる判例研究
6.労働法の責任主体にかかる議論
7.賃金にかかる判例研究
8.賃金にかかる議論
9.労働時間にかかる判例研究
10.労働時間にかかる議論
11.非典型的労働関係にかかる判例研究
12.非典型的労働関係にかかる議論
13.平等と人格権保護にかかる判例研究
14.平等と人格権保護にかかる議論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
履修者は、自身が選択したトピックについて、簡単なノートを準備することが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への積極的な参加、議論への貢献、提出物の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。受講者の希望に応じて、都度資料を提供する予定です。