シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学特講1(C) | 2025 | 前期 | 月5 | 法学研究科博士課程前期課程 | 宮本 太郎 | ミヤモト タロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-701L
履修条件・関連科目等
履修にあたっては現代政治と今日の福祉政策・制度についての基本的な知識をもっていることが必要である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
福祉政治の理論と実証をめぐる回顧と展望
科目目的
社会保障、福祉サービス、雇用政策をめぐる福祉政治学的研究には長い蓄積があるが、この講義では主として福祉政治学的な研究テーマに取り組む院生を念頭において、この分野の研究蓄積を辿りつつ今日の到達点を確認する。理論的あるいは方法論的な研究と関連させつつ、各国や地域の制度変容についても検討をすすめる。
到達目標
学生が、それぞれの研究主題に適した理論枠組みを選択、活用して、リサーチクエスチョンを明確に提示し、先行研究との関係を示しながら考察をすすめることができる力量を習得することを到達課題とする。
授業計画と内容
社会保障、福祉サービス、雇用政策をめぐる福祉政治学的研究には長い蓄積があるが、本講義では主として福祉政治学的な研究テーマに取り組む院生を念頭において、この分野の研究蓄積を辿りつつ今日の到達点を確認する。とくに現代政治理論の諸潮流の展開と福祉政治学の関連を中心に検討をすすめる。
1、福祉政治学の到達点
2、福祉政治研究の今日的課題
3、歴史的制度論の展開
4、福祉政治をめぐる歴史的制度論の課題
5、権力資源動員論の展開
6、権力資源動員論と福祉レジーム論
7、合理的選択論の展開
8、福祉政治をめぐる合理的選択論
9、言説政治論の形成と展開
10、福祉政治をめぐる言説政治論の展望
11、アイデアの政治論の展開
12、福祉政治をめぐるアイデアの政治論の展望
13、福祉政治分析のための理論統合
14、福祉政治分析のケーススタディ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義に先立ち毎回論文数本分に相当するアサインメントを課す
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートの内容と水準 |
平常点 | 60 | 討論への参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
開講時に提示する