シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国文化概論A | 2024 | 前期 | 月5 | 文学部 | 榎本 泰子 | エノモト ヤスコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CC1-E207
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国の歴史の大まかな流れをつかんだ後、具体的な事象や作品、歴史的事件や問題点など、文化とそれを取り巻く状況をトピックごとに考察していきます。文献・映像・音声など、各種の資料を題材として、中国文化を多様な角度から見る姿勢を養います。
科目目的
中国の文化や社会を理解し、言語・文学・芸術などを深く研究していくための基本的知識を身に付けます。近代以降が主となりますが、近代以前の文化について言及することもありますし、日本や朝鮮半島、欧米との関連性にも注目します。
到達目標
中国を理解するための縦軸としての歴史と、横軸としての地理的特性を知ることを目標とします。具体的には、世界の動きの中で中国がどのように近代化を推し進め、伝統的な思想・文化がどのように変化してきたかについて、正確な知識を身に付けることを目指します。
授業計画と内容
1 ガイダンス・現代中国の概況
2 中国の歴史①前近代
3 中国の歴史②近現代
4 世界の中の中国と日本①前近代
5 世界の中の中国と日本②近代
6 世界の中の中国と日本③現代
7 映像作品から考える中国の文化①歴史の描き方
8 映像作品から考える中国の文化②「中華」の意識
9 映像作品から考える中国の文化③対外関係
10 中華民国期の文化:近代文化の形成と日中戦争
11 中華人民共和国建国期の文化:毛沢東「文芸講話」の影響
12 改革開放政策以後の文化:商業化とグローバル化
13 今日の東アジアの文化的動向:「韓流」と「華流」
14 総括とまとめ
注:以上は、科目の目的に照らして、このようなトピックを中心に授業を進める可能性があるという「見込み」を示したものです。履修者の学習状況や、中国の社会・文化の動向に応じて、授業の進め方が変わる場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 中国の歴史・文化・社会に関する基礎知識が身についているかを確認する試験です。 |
レポート | 40 | テキストの内容や授業で解説された事柄を正確に理解し、課題に応じて適切に表現できているかを評価の基準とします。 |
その他 | 20 | 授業時の小レポート等に誠実に取り組んでいるかを重視します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポートを提出した者を、試験を受験する有資格者と見なします(試験を受験しただけでは、成績評価の対象になりません。)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:中国モダニズム研究会『中国現代文化14講』関西学院大学出版会、2014年。
履修者の学習状況にしたがって、他にテキストや参考文献を指定する可能性があります。詳細については授業時に指示します。