シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビジネス・プラクティカル・ワークショップ(戦略経営論) | 2026 | 通年 | 火3 | 商学研究科博士課程前期課程 | 木村 剛 | キムラ ツヨシ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-006L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は、戦略経営(Strategic Management)の理論と実践を体系的に学び、企業の状況を分析し、戦略を構想・提案できる実践的能力を養うワークショップ型授業である。授業では、講義、ケース議論、個人およびグループによるプロジェクト型プレゼンテーションを組み合わせ、受講生が自ら「考え、言語化し、議論する」プロセスを通じて戦略的思考を育成する。
前半では、戦略経営の基本概念、外部・内部環境分析、統合分析と戦略オプションの導出など、戦略策定プロセスを理解し、各種フレームワークを使いこなすための基盤づくりに重点を置く。後半では、戦略実行におけるマネジメントとリーダーシップ、創発的戦略、組織変革など、戦略を実行する際に必要となる組織マネジメントの視点を扱う。ケース議論を通じて、戦略と組織の関係性を実務的に理解し、「自分が社長ならどのような意思決定を行うか」を常に問いながら学習を進める。
年間を通じて、分析スキル・構想力・議論力・提案力(プレゼンテーション能力)を総合的に鍛え、受講生が自身の問題意識と結びつけながら、戦略経営を実践知として獲得することを目指す。
科目目的
本科目は、戦略経営(Strategic Management)に関する理論的理解と実践的応用能力を体系的に養うことを目的とする。受講生は、企業の外部・内部環境の分析、戦略構想、組織能力の理解、そして戦略実行のマネジメントまで一連のプロセスを通して学び、現実のビジネス課題に対して自ら戦略的に思考し、提案し、議論する力を身につける。
本科目では、ケース議論、個人およびグループによるプロジェクト型学習を通じて、戦略を「理解するだけでなく使いこなす」ことを目指す。また、戦略経営におけるリーダーシップの役割や、創発的戦略、組織変革など、実務に直結するテーマも扱い、受講生が自身のキャリアで応用できる実践知の獲得を目指す。
到達目標
本科目は、以下の能力を身につけることを目標とする。
・戦略経営の基本概念を理解し、自分の言葉で説明できる。
・主要な分析フレームワークを用いて、企業の外部・内部環境を多面的に評価できる。
・外部・内部分析を統合し、合理的で実行可能性のある戦略案を構想できる。
・戦略実行における重要な要素を理解し、ビジョン実現に向けて組織を導く視点を持てる。
・ケース議論やプロジェクトを通じて、分析結果や自身の意見を論理的に構築し、議論・発表を通じて説得的に伝えられる。
・企業変革や組織マネジメントと戦略の結びつきを理解し、自身の行動原理として言語化できる。
授業計画と内容
1 イントロダクション
2 戦略経営(Strategic Management)とは何か
3 企業ケース議論①:ヤマト運輸(新規市場開拓)
4 企業ケース議論①:ヤマト運輸(環境変化と適応)
5 経営戦略(Management Strategy)とは何か
6 企業を取り巻く環境要因分析
7 外部環境要因分析
8 内部環境要因分析
9 Project-1(個人)プレゼンテーション
10 Project-1(個人)に関する全体議論
11 統合分析と戦略オプション
12 経営戦略(Management Strategy)の体系
13 総合的議論
14 前半議論のまとめ
15 戦略経営(Strategic Management)と経営戦略(Management Strategy)
16 Project-2(グループ)プレゼンテーション
17 Project-2(グループ)に関する全体議論
18 企業ケース議論②:パナソニック(創業と成長)
19 企業ケース議論②:パナソニック(変革)
20 戦略実行のマネジメント
21 戦略経営とリーダーシップ
22 ケース議論③:組織ファシリテーション
23 Project-3(グループ)プレゼンテーション
24 Project-3(グループ)に関する全体議論
25 創発的戦略と創発を生む組織
26 企業ケース議論④:ホンダ(二輪車の米国市場進出)
27 総合的議論
28 コース総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 1. プレゼンテーション 40% 個人(Project-1)、グループ3回(Project-2〜4) 評価基準:分析の深さと妥当性、構成の論理性、独自の視点、プレゼンテーションとしての表現力 2. 授業への貢献(発言・質問・議論)30% 3. 課題レポートの提出 30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は、日本能率協会コンサルティングの後、GMアジア太平洋地域事業開発マネジャー、スント日本代表、アディダス戦略企画部長、クイックシルバー戦略企画ディレクター、DCシューズ北アジア地域統括マネジャーなど20年以上にわたり企業で勤務経験があります。また、現在も会社(Malz株式会社)を経営しています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
外資系企業におけるマネジメント経験および海外駐在の実務経験を踏まえ、実際のビジネス現場で求められる意思決定、合意形成、リーダーシップ、マーケティングの実践を重視した授業を行う。
企業研修やコンサルティングの現場で培った知見を活かし、経営学の理論を現実の課題に結びつける演習型・アクションラーニング型の授業を実施する。
テキスト・参考文献等
参考文献:
Strategic Management: Concepts and Cases: Competitiveness and Globalization 13th edition, Cengage Learning, Michael A. Hitt, R. Duane Ireland, Robert E. Hoskisson, 2019.
改訂新版 戦略経営論, 同友館, マイケル・A・ヒット (著), R・デュエーン・アイルランド (著), ロバート・E・ホスキソン (著), 久原正治 (監修), 横山寛美 (監修), センゲージラーニング, 2016.