シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビジネス・プラクティカル・ワークショップ(グローバル経済の現代課題) | 2026 | 通年 | 火4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 油谷 博司 | ユタニ ヒロシ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-006L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目において、履修生は企業の企画部門にてグローバルな企業戦略立案に携わる立場にあると想定し、企画の立場から現代のグローバル経済が直面する課題やトレンドを客観的に読み解く実践を試みます。
ビジネス戦略を建てる前提となる現状分析でポピュラーなフレームワークにSWOT分析があります。このフレームワークにおいて、企業経営を取り巻く環境を内部環境と外部環境に分けます。外部環境を分析するフレームワークの1つとしてPEST分析があります。PESTの意味は、政治(P)、経済(E)、社会(S)、技術(T)ですが、現代社会においてこれら4要素は密接に関連しています。アプローチとして経済を軸としますが、他の3要素の経済への影響を加味した議論を院生間で行うことで課題やトレンドの本質を探る力を養うことを試みます。こうした力は、特に企業経営者や経営ブレーンの一員として必須の力となります。
履修生は、それぞれ関心のある業界を選択し、それぞれの業界の視点から外部環境を分析します。
議論は英語で行います。
科目目的
本科目は、グローバルなレベルで実務家として自立しうる専門的知識とその応用能力、実践的な語学を備え、活用することができる能力、専門的職業に要請される特別に高い倫理観、そして社会的な責任能力の基礎となる能力、コミュニケーション・スキル、自己管理力をもとに知的リーダーとなりうる素養を養うことを目的としています。
到達目標
本科目では、履修生が以下の点ができるようになることを到達目標とします。
①グローバル経済の課題やトレンドを理論的に分析することができる。
②グローバル経済の課題やトレンドを客観的に分析・議論することができる。
③グローバル経済を取り巻政治・社会・技術的要因の影響を考慮することができる。
授業計画と内容
以下の通りです。前半ではグローバル経済を分析・議論し、後半にて地域を選択して分析・議論してもらいます。以下は例えば、東南アジアを採り上げた場合の例です。ただし、授業進行の都合により変更となる可能性があります。
第1週 イントロ
第2週 新グローバル経済の構図 – 関税
第3週 新グローバル経済の構図 – 貿易
第4週 GDPの現状
第5週 インフレの現状
第6週 対外不均衡の現状
第7週 緩和的財政政策
第8週 金融政策の乖離
第9週 金融政策のツール
第10週 経済成長動向
第11週 インフレ動向
第12週 貿易と対外不均衡の動向
第13週 中期経済予想
第14週 グローバル経済の潜在的リスクと政策
第15週 東南アジア概観
第16週 東南アジアのマクロ経済
第17週 東南アジアの域内及び対外貿易
第18週 東南アジアの産業構造
第19週 東南アジアの金融システム
第20週 東南アジアの域内相互依存
第21週 東南アジアの基礎経済状況
第22週 東南アジアの経済成長
第23週 東南アジアの都市化
第24週 東南アジアのインフォーマル経済
第25週 東南アジアの人口動態
第26週 東南アジアの格差問題
第27週 東南アジアの環境問題
第28週 東南アジア経済の展望と課題
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | グローバル経済を理論的・客観的に分析する能力と表現力を評価します。 |
| 平常点 | 50 | 授業への参加・貢献,意見表明、協調的な姿勢、理解度確認課題への取組み、その他受講態度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
およそ30年にわたり銀行に勤務し、その間海外のプロジェクトファイナンス組成、企業審査、不良債権処理、内部統制等に従事。海外勤務経験として、ニューヨーク及びバンコックに駐在。その他米国の他都市、アジア・豪州諸都市出張により外国人のマネジメントや交渉・コミュニケーションを経験。また、2年間中小製造業の経営企画や経理・決算にも従事。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を基に、実務における分析、金融や経営の背景、経験した事象の紹介を交えて授業を行う。
テキスト・参考文献等
テキスト:
なし
参考文献等:
International Monetary Fund. (2025). World Economic Outlook. International Monetary Fund
その他適宜授業内で紹介します。