シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本近世史B | 2024 | 後期 | 火4 | 文学部 | 松本 剣志郎 | マツモト ケンシロウ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH2-F208
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近世社会は現代と何を同じくし、異にしているのか。同じようにみえても本質を異にする場合もあり、異なるようにみえて同じ志向を有していることもある。マスメディアを通じて反復・増幅されるイメージを超えて近世社会に接近したい。その際、現在につながるトピックを選び、考える素材を提供しつつ、受講生と一緒に歴史から現代を考え直してみたい。
科目目的
この科目は、学位授与の方針で示す専門的学識を学生が身につけることを目的とする。
到達目標
①われわれの常識や慣習が歴史的につくられてきたものであることを理解し、それを説明できる。
②江戸時代と現代との差異を理解し、それを説明できる。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.生まれること(長塚節『土』、子どもは「お上」のものか)
3.老いること(十方庵の悠々自適)
4.死ぬこと(武士道というは死ぬこととみつけたり)
5.名づけること(ニノキンとは誰か)
6.時を刻むこと(一日は24時間で一年は365日なのか)
7.持つこと(土地は誰のものか)
8.信ずること(禅画は何を伝えているか、白隠と仙厓)
9.食べること(なぜすし屋台が生まれたか、労働と食)
10.着ること(柳田国男『木綿以前の事』、輸入から国産へ)
11.旗本森山孝盛の生涯①実子にして養子の屈折
12.旗本森山孝盛の生涯②出世と隠居
13.近世社会と現代
14.到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で使用するレジュメを前もってアップするので事前に読んでおくこと。授業後には、授業内容を復習すると同時に、できるだけ授業で取り上げた論文や書籍を自ら読んでみること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 到達度を確認するため主に論述形式の試験を行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献については授業中にその都度指示する。