シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本思想史B | 2024 | 後期 | 木6 | 文学部 | 宮田 純 | ミヤタ ジュン | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH3-F404
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:近世日本における海外情報に関する資料をとりあげながら、近世社会における諸相との相関関係を整理し、ひいては、近世思想の通史的な理解を深化させる。海外情報やそれをとりまく時代背景や影響などについて触れた内容を各回ごとに伝えてゆく。古文書を多く読む授業となります。
授業形態:講義形式を採用するが、ディスカッションの時間も確保したい。
科目目的
思想と時代背景の相関関係についての知見を、歴史学の素養ならびに近世における海外情報についての理解に基づきながら深化させる。
到達目標
受講生が近世思想の理解に基づきながら、日々の反応力や判断力を応用できるようにする。
授業計画と内容
概略:後期の授業は近世思想の通史的理解を深める内容となります。
第1回 ガイダンス
第2回 国際社会の中の近世日本
第3回 織豊政権と海外情報
第4回 安土桃山文化と海外情報
第5回 徳川幕藩体制初期と海外情報
第6回 中間の小括
第7回 徳川幕藩体制中期と海外情報
第8回 経世論と海外情報
第9回 海防論と海外情報
第10回 科学技術と海外情報
第11回 開国の影響下における諸思想の展開
第12回 近世思想の現代性
第13回 近世思想を考える
第14回 総括・まとめ―近世思想における海外情報の意義―
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | ペーパーの使用による試験を実施。 |
平常点 | 30 | リアクションペーパーの作成。 |
成績評価の方法・基準(備考)
5回以上の欠席の場合は単位認定が不可能となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとしてレジュメを配布します。参考書は適宜、紹介します。
その他特記事項
講義中は私語厳禁。先々の社会人としての行動を見すえて、さまざまなことに配慮できる姿勢を強く意識してください。
★要注意★歴史的な文献資料(古文書・翻刻版・くずし字など)を多く読む機会となります。担当の割り当てもあるので、日本史・思想史に関する専門的知識を知的基盤((史学科の2年生以上の修学水準がのぞましい))として準備しておく必要があります。