シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本社会経済史A | 2024 | 前期 | 木4 | 文学部 | 落合 功 | オチアイ コウ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH3-F407
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本金融史を軸にした経済史について、古代から現代にいたるまでを概説します。
科目目的
金融の歴史を古代から現在に至るまで紹介することで、通史的理解を目指す。
到達目標
「金融とは何か」について、歴史的に紹介できるようになる。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.貨幣の登場と流通
3.信用取引、貸借契約、手形・為替
4.中世的慣行(悔い返し、徳政令、贈答)、黄金の国、天下統一
5.紙幣・保険・三貨制度、藩札
6.信用取引と先物取引、貨幣経済の浸透
7.前近代の金融制度(前半確認作業)
8.太政官札の発行、国立銀行の設立
9.松方財政と日本銀行
10.恐慌と一県一行主義
11.戦後民主化と三大改革
12.戦後直後のハイパーインフレ、ドッジライン 高度経済成長
13.近代の金融制度(後半確認作業)
14.前期のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 講義の内容を整理する意味で、テキストを要約し、講義の内容の理解度合いから評価する。 |
平常点 | 60 | 授業の参加、受講態度、課題への対応などから評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
講義の出席者と相談して、成績方法について調整することがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
必要に応じて、総評を行うようにする。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:落合功『新版入門日本金融史』日本経済評論社、2016年 ISBN978-4-8188-2429-4
その他特記事項
現在、対面講義で行う予定です。
基本的に時間通りに始め、早めに終わるように心がけています。遅刻や私語などへの対応は厳しいので、注意すること。
1度、2度の欠席で単位を落とすことはありません。逆に、原則として、公欠や電車の遅延なども認めません。この講義は、試験をやらず、平常点重視(レポート含む)の講義です。自己責任で出欠の判断をしてください。