シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会学プロジェクト演習 ⅢⅣ/社会学演習(3)(6) | 2024 | 通年 | 月2 | 文学部 | 矢野 善郎 | ヤノ ヨシロウ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-SC3-K120,LE-SC4-K121
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
①社会について少しでも理論的に考え,②様々な問題について,国内外で活発に討論することが二大伝統のゼミです! 具体的には,①各自の各自のゼミ論・卒論につながるプロジェクトについて自由に報告し,それを元にして議論します。またゼミ全体のプロジェクトととして,②ポリシー・プロポーザル,合宿・公開ディベートで,社会学的な討論の経験を積みます。
たいがい毎年合宿を行います。ここ6年ほど,グローバル・スタディーズとも連動し,海外で合宿しました。韓国,台湾,タイ,インドネシアにて,現地の学生さんと,日本社会と他国とを比較するディスカッションを日本語か英語で実施しました。重要な注意:卒論を書くことを前提にしたゼミです。(ゼミのみんなでバックアップして2年で良い作品を仕上げましょう!3年の時には卒論の中間発表となるゼミ論をだすことになります)。
科目目的
各自の卒論・ゼミ論につながるプロジェクト課題についての報告と議論で主体性をみがくとともに,社会学的な議論を通して各自のプロジェクトを助け,ゼミ全体で共通のディベート・プロジェクトにとりくみ,コミュニケーション力と複眼的思考を養い,とりわけ社会学の理論についての専門的学識と幅広い教養を身に着けようとする演習である。
到達目標
ゼミ論・卒論について課題を見つけ,課題に必要な文献を読み,調査を行う主体性を研くこと
ゼミ全体でディベートとりくみ,各自のプロジェクトを助け,チームワークとコミュニケーション力と複眼的思考を養うこと
各自のプロジェクトに関わる,社会学の理論についての専門的学識と幅広い教養を身に着けること
授業計画と内容
授業計画と内容
1 イントロダクション
2 ディベート肩慣らし
3 四年生の報告・三年による理論サポート
4 同 行為・行動
5 同 創発特性
6 同 機能
7 同 役割
8 同 規範
9 同 システム
10 同 合理的選択
11 同 集合的ジレンマ
12 政策ディベートの基礎・合宿準備
13 政策ディベート・打ち合わせ
14 政策ディベート・中間報告
15 三年生の報告・四年による理論サポート
16 同 相互行為
17 同 消費社会
18 同 資本主義の精神
19 同 ナショナリズム
20 同 監視
21 同 形式合理性
22 同 エリート
23 同 官僚制の逆機能
24 同 アノミー
25 同 意図せざる結果
26 公開ディベート企画
27 公開ディベート準備
28 公開ディベート
(※重要:ゼミの発表内容は,実際には,受講者のテーマによって決まります。授業計画には,一年間で話題に出るである可能性の高い理論的視角をならべています。本来,ゼミ授業については受講者の関心によって変わり,事前に予想しようもないはずですが,全ての予定回に具体的なテーマを事前に書かねばならないとする「行政指導」に粛々と従ったものです。上記のような多くの理論的視座が登場するでしょうが,登場順番・内容が変更になる場合もあることをあらかじめご容赦下さい)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間以外に,担当回の発表の準備や,グループワークがあります。また夏合宿を行う予定です。日程,場所,方法についてはゼミで討論して決めることにします。いずれにせよ事前に準備した内容について,学外(場合によっては国外?)学生等とディベートする合宿となるでしょう。年度末には,恒例化している「公開ディベート」も実施する予定です
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 担当する回の報告と,提出された学年末のゼミ論(4年は卒論) |
平常点 | 60 | 毎回の議論への参加と寄与度 |
その他 | 20 | 合宿・公開ディベートへの寄与度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
プレゼンテーションは,スライド等で行うことになります。またmanabaやSNSを用いて,授業外でのコミュニケーションも行います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
指定テキストは特になし。発表に関係する書籍を指示する他,必要なプリントを講義内で配布します。その他,毎回発表者がレジュメを配布します。
その他特記事項
卒論執筆を前提にしております。参加者は,卒論執筆することになりますが,卒論テーマの制限はありません(迷っている方にはアドバイスはしますが強制はしません)。ディベートで具体的に取り上げる問題は,参加者の興味(卒論テーマ)や,時事的な情勢をみて討論で決めます 他人に迷惑にならない限り(飛沫等に注意する限り)飲食自由(差し入れ歓迎)。出席はもちろん必須