シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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東洋史学基礎演習(1)B | 2024 | 後期 | 月4 | 文学部 | 清水 由里子 | シミズ ユリコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OH1-G012
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、英文文献の講読によって英文の基礎的な読解能力を身につけることを目標とします。またテキストの読解を通して、関連する時代や地域についての理解も深めていきます。初回の授業ではガイダンスをおこない、授業の進め方について説明します。2回目の授業では、本授業でメイントピックとして取りあげる「イスラーム」について解説します。3回目以降は関連する英語の文献の講読をおこないます。講読は毎回担当者を決めて読み進めます。その際担当者には、内容に関わる様々なことを調べ、レジュメとして準備することが求められます。講読の内容は以下の授業計画を参照してください。ただし、参加者の人数や進度によって内容が変更される場合もあります。学期末にはレポートを課します。
科目目的
英文の文献に慣れ親しむことを通して、歴史研究をおこなううえで必要な基礎能力を身につけることを目的としています。
到達目標
英文文献を邦訳するとともに、その内容を把握し、自らの言葉で要点を説明できることを目標としています。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 解説:イスラーム概説
第3回 講読:イスラームの基礎知識
第4回 講読:イスラームの創始と拡大
第5回 講読:メディアに見るイスラーム
第6回 講読:オリエンタリズムとイスラーム
第7回 解説:イスラームと日本
第8回 講読:西欧の植民地支配とイスラーム
第9回 講読:イスラームの近代化
第10回 講読:イスラーム復興
第11回 講読:イスラエルとパレスチナ問題
第12回 講読:アラブの春
第13回 解説:現代におけるイスラームの特質
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にテキストに目を通した上で出席すること。とくに担当者は、授業時までにレジュメを準備しておくことが必須となります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | レポート(含リアクションペーパー)の内容および、提出状況を基準とします。 |
平常点 | 70 | 授業への参加・貢献度、受講態度、課題の事前準備の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(出席・担当箇所の講読)、およびレポート(含リアクションペーパー)によって評価をおこないます。評価の割合は平常点70%、レポート30%とします。ただし、理由なく5回以上欠席した者、課題を発表・提出しない者は評価の対象としません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
基本的には授業時間内にフィードバックをおこないますが、必要に応じてmanabaを通じての対応もおこないます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト(コピーを配布):William E. Shepard. Introducing Islam, second edition, Routledge, New York, 2014 (First edition published 2009).