中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:政治史特講2(A)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治史特講2(A) 2025 後期 水3 法学研究科博士課程前期課程 古賀 光生 コガ ミツオ 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-PS5-710L

履修条件・関連科目等

授業の構成上、政治史演習と並行して履修することを強くお勧めいたします。やむをえず特講のみを履修することを希望する学生は事前に申し出てください。

政治史特講1と合わせて履修することで理解が深まります。ただし、留学等の事情で後期のみしか履修できない場合でも不都合がないように配慮します。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

英語で論文を読み、日本語で議論します。

授業の概要

この特講では「比較政治史」の観点から政治史の具体的な研究成果を基礎として政治史の方法について検討します。本年度は、大部の通史を読んで俯瞰的な視点で事実を検討するための視座を養います。

履修生は、まず講義に先立って指示された文献の該当箇所を読みます。その上で事前に提示された課題に対する回答を用意して講義に臨みます。講義は以下のような形式で進めます。まず講義の冒頭に課題となっている論文の内容理解について受講生同士で確認しあいます。

政治史を専門とする大学院生のみならず、比較政治学等を専門とする学生の皆さんの受講も歓迎いたします。事前にご一報くだされば相談に応じます。

科目目的

この特講は「比較政治史演習」と一体で運用されます。両者を通じて比較政治史の最近の具体的な研究成果をフォローすることで、この分野における論点や方法について、実践的に学びます。

到達目標

現代的で、かつ、実践的な政治課題に対して、(比較)政治史の知見がどのように活用できるのか、どのように活用すべきなのかを、具体的な応用例を通じて理解したうえで、自らも歴史的な知見を活用できるようになることを目指します。

授業計画と内容

以下の文献を読みます。同じ日に開講される政治史演習と一体で運用します。

文献:イアン・カーショー『地獄の淵から:ヨーロッパ史1919-1949』

01.イントロダクション:特講の進め方の説明
02.第一章:瀬戸際で
03.第二章:大惨事
04.第三章:不穏な平和
05.第四章:火山の上で踊る
06.第五章:迫りくる暗雲
07.第六章:危険地帯
08.第七章:奈落へ
09.第八章:生き地獄
10.第九章:暗いの静かな変化
11.第十章:灰の中から
12.補足文献:ファシズムについて
13.補足文献:ナチズムについて
14.講義のまとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

講義に先立ち、事前に指示された文献を読み、論点を整理して臨んでください。

受講者数に応じて異なりますが、受講者が十分に多い場合(10名程度)には、半期に2回程度、発表を分担します。担当になった方は、指定された文献を要約したレジュメを作成し、他の受講者全員に配布した上で、概要を30分程度で報告してください。

復習として、講義で紹介された文献を読み、理解を深めてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 事前の予習状況、講義担当者からの質問への回答、講義内での議論への貢献、等から判断します。

成績評価の方法・基準(備考)

概ね、事前課題への取り組み50%、講義における議論への貢献50%で評価します。
ただし、事前課題への取り組みは、講義内で確認します。

大幅な遅刻(40分以上)や欠席した場合には議論に貢献できませんので、減点の要因となります。特に、全体の3分の1以上(5回以上)欠席した場合は、原則として単位を認定しません。ただし、特段の事情がある場合には、それを考慮したうえで、別途課題を設定する場合もあります。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

事前に文献をよく読んで講義に臨んでください。参加者が十分に多い場合には、各自で内容要約を行います。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

以下をテキストとして、その講読を中心に講義を進めます。

イアン・カーショー『地獄の淵から:ヨーロッパ史1919-1949』白水社、2017年。

必要に応じて、参考文献を追加します。

その他特記事項

受講を検討している方は事前に電子メールで講義担当者までご連絡ください。

mituokoga.784@g.chuo-u.ac.jp

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.