中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:コミュニケーション論演習2(A)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
コミュニケーション論演習2(A) 2025 後期 水2 法学研究科博士課程前期課程 高橋 徹 タカハシ トオル 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-SC5-704S

履修条件・関連科目等

 日常の各種報道にふれながら、現代社会における政治・社会とメディアの関係について関心を持つことを求めます。また関連科目としては、本科目に先行して前期に開講されるコミュニケーション論演習1(A)をあわせて受講することをすすめます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本科目では、主にメディア研究、ジャーナリズム研究の領域に属する文献(英語の文献を含む)を取り上げて講読します。講読する文献は、現代社会のメディア環境、ジャーナリズムやメディアの社会的役割をテーマとしたものです。それらを講読することで、現代のメディア環境において、報道を通した社会的な情報共有がどのような問題に直面しているか、また報道を担ってきたジャーナリズムがどのような変化に直面しているかについて理解を深めます。また、情報の保存・伝達の媒体としてのメディア技術そのものの社会的役割についても、従来のマスメディア論的視点から離れて、現代的な状況をふまえて考えるために必要となる視点を学びます。

科目目的

 履修者各自の研究アプローチ設定の一助とするために、メディア論、ジャーナリズム論の視点から現代の政治・社会の諸問題を考察するための視点を獲得することをめざします。

到達目標

 メディア論、ジャーナリズム論の視点から政治・社会の問題を考えるうえで参考となる内外の文献を読み、内容を理解してまとめることができるようなること。またその内容を、自らの研究に活かせるようになること。

授業計画と内容

第1回 現代社会におけるニュース1(導入・問題意識)
第2回 現代社会におけるニュース2(多メディア環境動とニュース)
第3回 現代社会におけるニュース3(ニュースメディアとブロゴスフィア)
第4回 現代社会におけるニュース4(選択的社会記述としてのニュース)
第5回 ジャーナリズム再定義の試み1(市民ジャーナリズムの挑戦)
第6回 ジャーナリズム再定義の試み2(建設的ジャーナリズム)
第7回 ジャーナリズム再定義の試み3(情報キュレーターとしてのジャーナリズム)
第8回 メディアの社会的役割再考1(導入)
第9回 メディアの社会的役割再考2(社会的課題と自治活動)
第10回 メディアの社会的役割再考3(ソサエタルメディア論)
第11回 メディアの社会的役割再考4(ケーススタディ:コミュニティ放送)
第12回 メディアの社会的役割再考5(ケーススタディ:NPOとメディア)
第13回 メディアの社会的役割再考6(ケーススタディ:ICTと自治活動)
第14回 まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 レジュメ作成などの課題提出、授業への取り組みの姿勢

成績評価の方法・基準(備考)


課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 【参考文献】
高橋徹「ソサエタル・ガバナンス—機能分化社会におけるガバナンスのかたち」正村俊之編著『ガバナンスとリスクの社会理論―機能分化論の視点から』勁草書房、45-71頁、2017年
高橋徹「公共圏とジャーナリズム―ジャーナリズムの『境界』をめぐるジャーナリズム・システム論の展開と課題―」『法学新報』127(5/6)、341-367頁、2021年
高橋徹「『形式』としてのニュースーD・ベッカーのコミュニケーション理論とジャーナリズム」『法学新報』127(9/10)、145-169頁、2021年
高橋徹「市民活動とソサエタルメディア―宮城県所管NPOにおけるメディアの支援的活用の調査から」『法学新報』128(9)、305-330頁、2022年
Takahashi, T., 2023, Observing News and Media in a Complex Society: A Sociocybernetic Perspective, Brill.
その他、必要に応じて適宜指示します。

その他特記事項

履修者の外国語学習状況をふまえて、日本語・英語以外の文献(ドイツ語)を読む場合もあります。

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.