シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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聖書の思想と歴史/キリスト教概説A | 2024 | 前期 | 水2 | 文学部 | 小林 剛 | コバヤシ ゴウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WP1-T006
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
様々な西洋文化の基にはキリスト教があり、キリスト教思想の核心には聖書がある。聖書は新約と旧約からなる。両者が一体となって初めて聖書である。だから、新約の内容も旧約との関係の中で理解されなければならない。この授業では、聖書に登場する様々な観念を、旧約新約全体から理解することを試みる。今年度は特に旧約の中から様々な預言書を取り上げ、そのサンプルとして用いる。
科目目的
この科目は、学生が学位授与の方針で示す専門的学識と幅広い教養を修得することを目的としています。
到達目標
この科目では、新旧約両聖書の中心的思想を、その歴史的背景とともに理解することを到達目標とします。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション
第2回:創造と罪
第3回:人類の連帯性
第4回:訓練としての罰
第5回:悪も用いられる
第6回:救いの先行
第7回:見て生かす神
第8回:わずかな可能性への希望
第9回:すべては救いの業
第10回:唯一の創造者
第11回:苦難の意義付け
第12回:罰しつつ赦す
第13回:罪のない人はいない
第14回:まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 16 | 教科書について基礎知識を理解したかどうかを評価します。 |
平常点 | 84 | 授業内容について基礎知識を理解したかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点は、毎回の授業について行うmanabaを用いた小テスト(1回1問6点)により評価する。中間試験も同様に行う(1問4点)。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:
小林剛『旧約聖書に見るあがないの物語』(オリエンス宗教研究所、2021年)
参考文献:
『聖書:新共同訳』(日本聖書協会)
教父哲学で読み解くキリスト教 -キリスト教の生い立ちをめぐる3つの問い-(教文館、2023年)
その他特記事項
教科書は、講義理解の前提となり、これがないと中間試験の点数を取ることが全くできないので、必ず事前に購入し、講義と並行して読んでおくこと。
詳しい受講方法については第1回目の授業(オリエンテーション)で説明するので、そちらを参照のこと。