シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経営学Ⅰ | 2025 | 前期 | 木3 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 中村 潤 | ナカムラ ジュン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-EG5-101L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経営学の基礎を学ぶ。本講義では、知識としての経営学をもとに、経営視点でものを考えるワークを毎回コンパクトにセットにすることで、経営とは何かを理解することを目標にしている。
科目目的
経営の現場では、企業のライフサイクルにおうじてさまざまなテーマや課題があります。そのようなときに、経営としてどのように課題をとらえ、どのような視点で考え、会社を動かしていくのでしょうか。
本講義の目的は、知識として、あるいは学問としての経営学をもとに、事例に対してどのような捉え方をして考えていくのか、といった思考方法を身に着けて、社会にでてからの高い問題意識をもっていただきたい、ということが本科目の目的です。
到達目標
経営学の学問的基礎と、どのような場合に、どのような考え方で経営課題に取り組むのかを理解すること
授業計画と内容
基本は、前の週で、翌週に該当する章を読んでおき、関係する企業を例に挙げてパワーポイント1枚で論点を列挙する。
Day1:イントロダクション
Day2:ビジョンやミッション (例: IBM VS NTT)
Day3:ポジショニングとRBV論(例:サウスウエスト航空VSアメリカン航空)
Day4:ダイナミックケイパビリティ(論文を紹介予定)
Day5:多角化戦略論(例:富士フィルム)
Day6:プラットフォーム戦略論(論文を紹介予定)
(以降は論講形式の予定)
Day7:イノベーション理論の実際(第3章)
Day8:ニューノーマル時代のグローバル戦略(第4章)
Day9:成長戦略とファイナンス戦略(第5章)
Day10:組織の在り方と生産性(第6章)
Day11:ダイバーシティと企業業績の関連性(第7章)
Day12:不確実下におけるリーダーシップ(第8章:論文を紹介予定)
Day13:まとめと振り返り①
Day14 : まとめと振り返り②
進捗・変更・追加・修正等の可能性はあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 講義中の話した内容(書籍や板書、スライドではなく)が網羅されているかを重視します |
平常点 | 50 | 出席、質問の頻度、など、授業への参加意欲を重視します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
総合商社、外資系コンサルファーム及びIT、自動車メーカー、実務経験あり
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
業務と経営との関連を、経験をもって講義することもある
テキスト・参考文献等
テキスト:森 鯛一郎著「ニューノーマル時代の経営学」翔泳社