シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅲ(経済政策) | 2025 | 前期 | 月4 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 瀧澤 弘和 | タキザワ ヒロカズ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-203S
履修条件・関連科目等
瀧澤の「演習I」と「演習II」を履修していることが望ましい。
1年時に「ミクロ経済学」を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業は、修士論文の執筆に向けた準備にとりかかります。
各人の問題意識を発表してもらい、関連分野の文献を渉猟して、どのような貢献が出来るのかを、前期の授業のうちに確定し、足りないスキルについての確認を行います。
科目目的
本科目の目的は、修士論文または特定課題論文を執筆するために必要な準備を行うことです。
具体的には夏休みまでに、具体的なテーマを決められるように授業を運営します。
到達目標
経済学研究科の「学位授与の方針」に示された博士前期課程〈研究者コース〉の「修了するにあたって備えるべき資質・能力」は「経済学とその関連する分野の広い基礎的知識を確実に修得し、そのうえで自己の探求する研究分野における研究手法に立脚した研究成果を具現化し、学術的に貢献する論文にまとめ上げることのできる研究遂行能力」である.
これに向けた第一歩として,本科目では以下のことを具体的に修練していく.
・ 自分の問題意識を経済学の言葉で表現できるようになる。
・ 自分の問題意識に関連する文献を渉猟できるようになる。
・ 自分の研究テーマをわかりやすく表現できるようになる。
授業計画と内容
進行には不確実性が伴いますが、概ね以下のようなプロセスを通して、後期の作業の内容を確定していきます。
第1回 イントロダクション
第2回 各人の問題意識の開陳
第3回 各人の問題意識に関する相互討論
第4回 各人の問題意識を経済学で表現してみる + 経済学の分野の紹介
第5回 各人の問題意識に関連する経済学の文献の調査の仕方について
第6回 経済学文献の渉猟を行う
第7回 オリジナルな貢献の余地の探索
第8回 関連文献の再探索に基づくオリジナルな貢献の探索
以下、基本とする論文の正確な読解を行います。
第9回 基礎となる文献の読解(1):イントロダクションと動機
第10回 基礎となる文献の読解(2):モデルの構成の理解
第11回 基礎となる文献の読解(3):定理の内容の吟味
第12回 基礎となる文献の読解(4):貢献余地の再検討
第13回 自分のモデルの概要設定
第14回 各人による研究テーマのプレゼンテーション
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回での準備状況と貢献度で評価します。 関連分野の文献をどれだけ正確に読むことができるか、 自分の問題意識を関連文献との関係で正確に表現できるか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に指定しない。