シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ジェンダー/セクシュアリティ/社会学概論B/現代社会研究(3) | 2024 | 後期 | 金2 | 文学部 | 山田 昌弘 | ヤマダ マサヒロ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SC2-K314
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
今年のテーマ 男と女の関係学 恋愛・結婚とジェンダー
近代社会における男女関係について、特に、恋愛、セクシュアリティなどのプライベートな関係を中心にみていく。
ジェンダーは、男女関係、特に恋愛などのプライベートな関係で大きな意味をもっている。男性と男性、男性と女性、女性と女性の関係は異なっている。
そして、恋愛は、複数間での親密なコミュニケーションを惹起させることをその特徴とする。そして、男女で、結婚や愛情に関して、異なる感覚をもっているので、さまざまな問題が生起する。その結果、男性と女性で、現代社会における生きがたさが違ってくるのである。
科目目的
ジェンダーに関する理論、および、恋愛行動やポップカルチャーをジェンダー論的に読み解くことをめざす。現代のジェンダー、若者の恋愛状況の理解を深める。
現代社会に於いて、男性としての生きにくさ、女性としての生きにくさが違うことを理解する。
自分のジェンダー観を深く見つめる機会を作る。
到達目標
・人と人との関係性や現代社会の問題をジェンダー・セクシュアリティの視点から読み解くことができる。
・文献を読み込んだ上で、課題を設定し、分かりやすい文章にまとめることができる。
授業計画と内容
1.オリエンテーション 男にとっての女、女にとっての男
2.男と女、どちらが損か
3.性別、セクシュアリティ論
4.性別規範の非対称性1
5.性別規範の非対称性2
6.性差別構造の背景にあるもの
7.現代日本における男女の生きにくさの構造の違いについて
8.性の発達理論
9.ケアの男女差
10.現代化は、男女の関係を変えるのか?
11.近年のジェンダー論の新展開について1
13 〃2
13.バーチャル恋愛とジェンダー
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | ・授業内容を踏まえていること ・論理的整合性があること ・独自の見解を提示していること |
レポート | 20 | ・授業内容を踏まえていること ・論理的整合性があること ・独自の見解を提示していること |
平常点 | 10 | ・授業に出席し、アンケートに答えていること |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート、試験、どちらかでも未提出のものは、採点の対象としない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
山田昌弘『もてる構造』ちくま新書 760円
参考書は授業中に適宜指示する