シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会問題/現代社会研究(9) | 2024 | 後期 | 火3 | 文学部 | 天田 城介 | アマダ ジョウスケ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SC2-K318
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代社会における障害や病いをめぐる諸問題/諸現象を具体的に読み解きながら、障害や病いの社会学的含意を考察しつつ、障害や病いをめぐる社会制度/社会システムについて社会学的に分析し、ありうべき社会をダイナミックに構想する。
科目目的
現代社会における障害や病いをめぐって生じているさまざまな現実を社会学の視点から解読することを目的とする。私たちの社会において生じている障害や病いをめぐる諸問題/諸現象がなにゆえ生じているのかを社会学の視点から読み解き、私たちの社会における差別・不平等を批判的に捉えることができることが最終的な到達目標となる。
到達目標
①現代社会における障害や病いをめぐって生じているさまざまな現実を経験的データをもとに的確に理解することができる。
②私たちの社会において生じている障害や病いをめぐる諸問題/諸現象がなにゆえ生じているのかを社会学の視点から分析することができる。
③私たちの社会における差別・不平等・排除を社会学の視点から批判的に捉えることができる。
授業計画と内容
第1回 障害をめぐる社会学
第2回 当事者たちの学問のせり出し
第3回 障害者たちの社会運動の歴史・1
第4回 障害者たちの社会運動の歴史・2
第5回 当事者たちが語る自らの世界・1
第6回 当事者たちが語る自らの世界・2
第7回 当事者たちが自らの世界を語ることの意味・1
第8回 当事者たちが自らの世界を語ることの意味・2
第9回 障害学の問い・1――分配する国家
第10回 障害学の問い・2――優生学/優生思想
第11回 優生学/優生思想と闘うことを考える・1
第12回 優生学/優生思想と闘うことを考える・2
第13回 社会構想の社会学
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にその前の回に配布した資料やレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。加えて、授業で紹介した参考文献等も積極的に読み込むようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 85 | 小レポート(45%)+学期末レポート(40%)で評価します。授業終了後の指定日時までに提出する小レポートを期間中3~5回実施します。学期末レポートは4,000字以上のものになります。 |
平常点 | 15 | コメント・ペーパーなどを平常点(15%)とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
小レポート(45%)、学期末レポート(40%)、平常点(15%)をスコア化して、厳正に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内容については資料やレジュメを毎回配布しますので、テキストは使用しません。参考文献は毎回レジュメ等で示します。