シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Clinical Sociology/臨床社会学/現代社会研究(6) | 2024 | 後期 | 火4 | 文学部 | 天田 城介 | アマダ ジョウスケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SC3-K403
履修条件・関連科目等
2021年度以降の入学生は、本科目は選択必修科目になります。202年度以降の入学生は、Clinical Sociology、Global Sociology、Visionary Sociologyのいずれかを受講することが修了要件になりますので、どうぞよろしくお願いします。それ2020年度以前の入学生も履修可能ですが、2023年度以降は主として英語を用いた科目となっていますので、ご注意ください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目は、今日のポスト経済成長時代における少子高齢化/人口減少社会を背景に生じているさまざまな現実を踏まえつつ、それらの歴史的・時代的文脈をおさえつつ、それらを臨床社会学の視点ではどのように捉えることができるかを、「英語」を用いて思考していきます。英語を通じて臨床社会学の視点を習得することで、より複眼的かつ多角的に現実を捉えていきます。
科目目的
現代社会における少子高齢化/人口減少社会を背景にポスト経済成長時代において生じているさまざまな現実を臨床社会学の視点から解読することを目的とする。また、英語を用いて「臨床社会学」の視点を習得することがより複眼的かつ多角的に現実を捉えていくことも目的にしています。
英語を用いて、臨床社会学の視点で私たちの社会において生じている諸問題/諸現象を読み解くできることになることを到達目標とする。
到達目標
①超高齢社会/人口減少社会において立ち現れている諸問題・諸現象について経験的データをもとに微細に読み解くことができる。
②当事者たちが直面している問題や困難を臨床社会学の視点から緻密かつ詳細に読み解くことができる。
②老いや高齢化をめぐる諸問題・諸現象を微細な観察をもとに分析すると同時に、私たちがなしうる社会的実践を考察することができる。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス、臨床社会学の試み・1
第02回 臨床社会学の試み・2――当事者の世界から理解する
第03回 自己のまなざしを形成する社会
第04回 アイデンティティ・ゲーム――必死にメンテナンスされるアイデンティティ
第05回 社会学者もまた自分自身の世界を生きる
第06回 臨床から見える社会・1 「介護殺人事件の世界」を読み解く・1
第07回 臨床から見える社会・2 「介護殺人事件の世界」を読み解く・2
第08回 臨床から見える社会・3 「老夫婦心中事件の世界」を読み解く・1
第09回 臨床から見える社会・4 「老夫婦心中事件の世界」を読み解く・2
第10回 臨床から見える社会・5 「夫の死に気づかぬ認知症の妻の世界」を読み解く
第11回 臨床から見える社会・6 「消えた労働者の世界」を読み解く・1
第12回 臨床から見える社会・7 「消えた労働者の世界」を読み解く・2
第13回 臨床社会学の可能性と困難
第14回 総括・まとめ
(上記は全て英語にて講義を行います)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にその前の回に配布した資料やレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。加えて、授業で紹介した参考文献等も積極的に読み込むようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 85 | 小レポート(45%)+学期末レポート(40%)で評価します。授業終了後の指定日時までに提出する小レポートを期間中3回実施します。また、学期末レポートは4,000字以上のものになります。 |
平常点 | 15 | コメント・ペーパーなどを平常点(15%)とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
小レポート(45%)、学期末レポート(40%)、平常点(15%)をスコア化して、厳正に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba掲示板、C-plusのメール等で情報共有・補助的な議論を行います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内容については資料やレジュメを毎回配布しますので、テキストは使用しません。参考文献は毎回レジュメ等で示します。