シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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メディア・コミュニケーション学(1) | 2024 | 前期 | 木1 | 文学部 | 松田 美佐 | マツダ ミサ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ME2-L111
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では、メディア・コミュニケーションと社会の関係性を理論的にとらえた上で、うわさ(口コミ)から、新聞、ラジオ、テレビ、電話といった「古い」メディア、およびケータイやインターネットといった比較的「新しい」メディアが「ある」社会の特徴を議論し、理解することで、今後さらに新しいメディアが登場する未来の社会のありようを考えるための「材料」や「手段」を身につけることを目標とする。
科目目的
この科目はカリキュラムマップの「専門的学識」の修得と強く関連し、加えて「幅広い教養」「複眼的思考」の修得も目的としている。具体的には以下の2点を目指すものである。
1.メディア・コミュニケーションに関する「理論」を理解し、身近な事例に当てはめることができるようになること
2.メディア・コミュニケーションに関する自分の「あたり前」を相対化し、多様な視点から考察できるようになること
到達目標
この科目では、以下を到達目標とする。
・メディア・コミュニケーションに関する「理論」を理解し、身近な事例に当てはめることができるようになること
・メディア・コミュニケーションに関する自分の「あたり前」を相対化し、多様な視点から考察できるようになること
・上記2点に関連する事柄に関して、一定時間内で論理的な記述を行うことができるようになること。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.メディア・コミュニケーションの現在1:ネット・ケータイを中心に
3.メディア・コミュニケーションの現在2:マスメディアを中心に
4.メディア・コミュニケーションの現在3:メディア文化を中心に
5.メディアのある社会/ない社会1~行為主体決定論、文化反映論
6.メディアのある社会/ない社会2~メディア論的思考 マクルーハン
7.メディアのある社会/ない社会3~メディア論的思考 オング・ポストマン
8.メディアのある社会/ない社会4~メディアへの社会構築主義的アプローチ
9.うわさ:もっとも古いメディア
10.うわさとデマ、都市伝説
11.うわさと世論、報道
12.ネット社会のうわさ
13.新聞の誕生と疑似環境論
14.「新しい」メディアの19世紀
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 論述試験を実施する。ただし状況によってはオンラインで対応する。 |
平常点 | 20 | オンラインのリアクションペーパーで評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
次の方法を予定している。
1授業で用いるスライド資料、配布資料等は、manabaに掲載する。
2宿題などは、manabaを用いて回収する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に指示する。
その他特記事項
メディア・コミュニケーション学(2)/メディア・コミュニケーション概論(2)を併せて受講すること。