シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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広告論(2) | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 加島 卓 | カシマ タカシ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ME2-L407
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、企業の広告表現を扱う。授業の前半では、広告クリエイティブの基礎知識や社会学的な考え方について講義する。授業の中盤では、広告表現を担う人びとを紹介しながら、クリエイティブな仕事について理解を深める。授業の後半では、さらに事例を紹介しながら、資本主義社会における「物語」について分析的に考えていく。
科目目的
広告はクリエイティブとマーケティングの衝突である。クリエイティブによって商品の売上が劇的に上がることはないが、かといってマーケティングが人間の消費行動を確実に説明できるわけでもない。本講義ではこのような広告活動におけるクリエイティブとマーケティングの衝突に注目し、それぞれが一体何を達成しているのかを具体的に検討しながら、私たちと資本主義の関係を社会学的に考えられるようになることを目指している。
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「専門的学識」「幅広い教養」「複眼的思考」「コミュニケーション力」「主体性」を修得することを目的としている。
到達目標
メディア論や社会学を踏まえて、広告や資本主義について考えられるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 広告業界とクリエイター
第3回 資本主義と消費社会
第4回 マーケティングは何をしているのか?
第5回 個人情報とインターネット広告
第6回 アートディレクターとは
第7回 アートディレクターの現場
第8回 CMディレクター
第9回 イラストレーター
第10回 広告表現とテクノロジー
第11回 インテリアデザイナー
第12回 鉄道デザイナー
第13回 絵本作家
第14回 総括・まとめ:広告について
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・予習:講義前にmanabaで公開された教材や資料を熟読すること。
・復習:講義内容に関わる記事や動画を探して理解を深めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 授業内容の理解度:35% 発展的な理解度:35% |
平常点 | 30 | 出席回数とコメント:30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
コメントへの応答を授業で行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎回コメントの記入を求める。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを利用するので、毎回確認すること。音声付きパワーポイントを再生できる環境を用意すること。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しないが、主要参考文献は以下の通り。参考文献は各講義で示し、リストを配布する。
辻泉・南田勝也・土橋臣吾(編)『メディア社会論』有斐閣ストゥディア、2018年
久保田進彦・澁谷覚・須永努『はじめてのマーケティング』有斐閣ストゥディア、2013年。
水野由多加・妹尾俊之・伊吹勇亮(編)『広告コミュニケーション研究ハンドブック』有斐閣、2015年。
宣伝会議編集部(編)『デジタルで変わる 宣伝広告の基礎』宣伝会議、2016年。
加島卓『オリンピック・デザイン・マーケティング』河出書房新社、2017年。
その他特記事項
manabaを毎週確認すること。