シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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デジタルメディア論 | 2024 | 前期 | 木2 | 文学部 | 松田 美佐 | マツダ ミサ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-ME2-L411
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
私たちの日常生活は、デジタルメディアの活用があたり前になっている。では、そのデジタルメディアがもたらす情報環境はどのようなものであり、人間関係や日常生活、社会にどのような影響を及ぼしているのか。私たちはデジタルメディアとどう関わり、デジタルメディアのある社会のこれからをどう構想できるのか。
デジタルメディアの特性、およびデジタルメディアと社会の関わりを社会学的に理解することがこの授業の目的である。
科目目的
この科目はカリキュラムマップの「専門的学識」の修得と強く関連し、加えて「幅広い教養」「複眼的思考」の修得も目的としている。具体的には以下の2点を目指すものである。
1.デジタルメディアと社会の関係性を捉える学説・理論を理解し、身近な事例を論じることができるようになること。
2.デジタルメディアと社会の関係性を捉える学説・理論を学習し、現代社会を批判的に考察できるようになること。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とする。
・デジタルメディアと社会の関係性を捉える学説・理論を理解し、身近な事例を論じることができるようになること。
・デジタルメディアと社会の関係性を捉える学説・理論を学習し、現代社会を批判的に考察できるようになること。
・上記2点に関連する事柄に関して、一定時間内で論理的な記述を行うことができるようになること。
授業計画と内容
1.はじめに: デジタルメディア「以前」
2.モバイル化とパーソナル化
3.非同期化と双方向化
4.ソーシャルメディアとフェイクニュース
5.ソーシャルメディアとネット炎上
6.ソーシャルメディアと人間関係
7.見られる「不安」から見られる「安心」へ
8.広告の個人化とオンラインショッピング
9.安全安心で便利な「監視社会」
10.デジタル化する音楽
11.イベントの変容1:メディア・イベントの誕生と変容
12.イベントの変容2:参加型イベントの浸透
13.イベントの変容3:「遠征」とオンラインライブ
14.全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 論述試験を実施する。ただし状況によってはオンラインで対応する。 |
平常点 | 20 | オンラインのリアクションペーパーで評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
次の方法を予定している。
1授業で用いるスライド資料、配布資料等は、manabaに掲載する。
2宿題などは、manabaを用いて回収する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に指示する。