シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Unixコンピューティング/ネットワーク技術(1) | 2024 | 前期 | 月1 | 文学部 | 尾崎 知伸 | オザキ トモノブ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IM2-M401
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
UNIX/Linuxとは,WindowsやMacと同様,コンピュータの土台となるOS(オペレーティングシステム / 基本ソフト)の一つです.軽量かつ安定稼働することから,サーバー用途で用いられることも多く,コンピュータ(計算機)の操作・管理の学修にも適しています.
本講義では,UNIXに初めて触れることを前提に,UNIXの操作および管理の基礎を学修します.
操作に関しては,コマンドラインの利用を前提とし,主にファイル操作やテキスト操作を対象とします.
管理に関しては,主にユーザやネットワークなどの基本リソースを対象とします.
なお知識に加え,基礎技術を修得するため,適宜コンピュータを用いた実習を行います.
科目目的
この科目は,卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち,「専門的学識」修得することを目的としている.
到達目標
1. コンピュータにおけるOSの役割について理解する.
2. コンピュータを活用するための基礎スキルとして,UNIXを用いた計算機の基本的な操作・管理ができる.
3. シェルスクリプト等を用いた処理の簡略化・自動化ができる.
授業計画と内容
第1回 オリエンテーションと演習環境の確認
第2回 ファイル操作:入門
第3回 ファイル操作:基礎
第4回 シェル
第5回 テキスト操作:入門
第6回 テキスト操作:基礎
第7回 シェルスクリプト
第8回 操作に関する学習内容の振り返り
第9回 ユーザ管理・グループ管理
第10回 ディスク管理・パッケージ管理
第11回 ジョブ管理・プロセス管理・サービス管理
第12回 ネットワーク管理
第13回 セキュリティ管理
第14回 管理に関する学習内容の振り返り
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時に示す資料を対象に,授業内容をふりかえること.
計算機演習に必要な作業を行うこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 90 | レポートの完成度と授業内課題の達成度を基準とする |
平常点 | 10 | 授業への参加・貢献度,受講態度の状況を基準とする |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
原則毎回,計算機を用いた演習を行う.
質問等は,随時,電子メール等で受け付ける.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
原則,講義資料(PDFファイル)を配布します.
また,以下の文献を自学用の参考図書とします.
・西村めぐみ(著),『Linux+コマンド入門 –シェルとコマンドライン,基本の力』,技術評論社,2021
・株式会社創夢(監修),木本 雅彦 他(著),『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』,アスキードワンゴ,2018