シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ネットワーク/ネットワーク技術(2) | 2024 | 後期 | 月4 | 文学部 | 尾崎 知伸 | オザキ トモノブ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IM2-M402
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
インターネットに代表される通信ネットワークは,現在の生活に欠かせないインフラの一つです.また最近では,IoT(Internet of Things)技術の進展・普及により,コンピュータやスマートフォンだけでなく,家電や車など,あらゆるものがインターネットに接続されています.
本講義では,初学者を対象に,通信ネットワーク技術およびネットワークプログラミングの基礎を学修します.通信ネットワーク技術については,TCP/IP階層モデルを中心に,その仕組みを学ぶとともに,仮想環境上での計算機実験を行います.また,ネットワークプログラミングについては,クライアント・サーバモデルに基づく基礎的なシステムを構築します.
科目目的
この科目は,卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち,「専門的学識」修得することを目的としている.
到達目標
1. コンピューターネットワークの特質と社会に及ぼす重要性を認識する.
2. TCP/IP関連技術を理解し,基本的な設定・管理を実施することができる.
3. ネットワークプログラミングについて理解し,基礎的なプログラムを実装することができる.
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション,通信ネットワークの基礎,演習環境の確認
第2回 インターネット層:IPアドレス
第3回 インターネット層:ルーティング
第4回 トランスポート層
第5回 ネットワークインタフェース層
第6回 アプリケーション層:HTTPその他
第7回 アプリケーション層:SSL/TLSその他
第8回 ここまでの学修内容の振り返り
第9回 プログラミングの準備
第10回 ソケットプログラミング
第11回 基礎的な通信プログラム
第12回 発展的な通信プログラム
第13回 レポート作成
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時に示す資料を対象に,授業内容をふりかえること.
計算機演習に必要な作業を行うこと.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 90 | 授業内課題の達成度とレポートの完成度を基準とする |
平常点 | 10 | 授業への参加・貢献度,受講態度の状況を基準とする |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
原則毎回,計算機を用いた演習を行う.
質問等は,随時,電子メール等で受け付ける
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
原則,講義資料(PDFファイル)を配布します.
また,以下の文献を自学用の参考図書とします.
・もみじあめ 著『Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門』,2020.
・リブロワークス著『スラスラわかるネットワーク&TCP/IPの基本 第2版』,SBクリエイティブ,2018.
・小高知宏(著)『PythonによるTCP/IPソケットプログラミング』オーム社 ,2019.