シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特殊講義(留学生のためのアカデミック・ライティングⅠ 基礎編) | 2025 | 前期 | 水2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 中野 玲子 | ナカノ レイコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-AD5-001L
履修条件・関連科目等
基本的な日本語の語彙や文法などの知識は既に習得している、中級レベル以上の留学生が対象になります。また、日本語の学術的文章の書き方を基礎から段階的に学びたいと思っている上級レベル以上の留学生も歓迎します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学院の留学生を対象とし、レポートや論文に必要な論理的な文章の書き方を学びます。
学期前半では、主に文型・語彙・表現等の基礎的項目を、文または文章単位で学習します。
学期後半には、主に500字程度の文章作成課題を通して、書くことに慣れていきます。
また、学期を通して、読み手から評価されることを念頭に置きながら、書いた文章を自己評価するスキルや論理的に分かりやすい文章を書く方法を学び、練習を重ねていきます。
授業内では、グループワークやディスカッションも取り入れつつ、テキストの学習項目を応用して文章を書く練習もします。
科目目的
本講義での学習を通じて、後期に設置される「留学生のためのアカデミック・ライティングⅡ実践編」に向けた基礎的な知識を習得することを目的としています。
また、前期の基礎編、後期の実践編での学習を通じて、修士論文執筆に向けた基礎的な知識と技術を習得することを目的としています。
到達目標
①論文やレポートなど学術的文章の特色を理解し、学んだ文型や表現を用いて書き方の基本を身につける。
②文章作成課題(500字程度)を通して、アカデミックな表現を用いて書くことに慣れる。
③アカデミック・ライティングの観点から、自分の書いた文章を自己評価できるようになり、自分で修正もできるようになる。
④学内の学習施設が利用できるようになる。
授業計画と内容
形式:全回 対面
第1回 オリエンテーション/ 学術的文章とは
第2回 学術的文章の基礎を知る(1)書き言葉・文体
第3回 学術的文章の基礎を知る(2)接続表現
第4回 学術的文章の基礎を知る(3)文の問題
第5回 学術的文章の基礎を知る(4)適切な段落分け
第6回 学術的文章の基礎を知る(5)まとめと総合問題
第7回 基本的な学術的文章を書く(1)わかりやすい文章を書く
第8回 基本的な学術的文章を書く(2)要約文を書く(短文練習)
第9回 基本的な学術的文章を書く(3)要約文を書く(長文練習)
第10回 基本的な学術的文章を書く(4)説明文を書く(アウトライン作成)
第11回 基本的な学術的文章を書く(5)説明文を書く(文章作成)
第12回 基本的な学術的文章を書く(6)意見文を書く(アウトライン作成)
第13回 基本的な学術的文章を書く(7)意見文を書く(文章作成)
第14回 基本的な学術的文章を書く(8)文章の構造を意識して書く(序論と結論)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・アカデミック・ライティングに関する参考文献を配布し、次回の講義までの予習として「読む課題」が出されます(1~2回)。
・テキストまたは配布資料内のタスク(短文執筆)(前半5回)
・文章作成課題(500字程度)とその書き直しの提出 3回ずつ
・ライティング・ラボの利用(2回)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 45 | 文章作成課題(500字程度)(3回×15%)を以下の項目から評価します。 ⑴期日を守って提出したか。(各4%) ⑵課題要件に沿った文章になっているか。(各2%) ⑶学習した項目を応用しているか。(各7%) ⑷自己評価を適切にし、書き直しができたか。(各2%) |
平常点 | 30 | 以下の3つの項目(各項目×10%)で評価します。 (1) グループワークに積極的に参加し、クラスメイトのコメントや教師からの質問に対して積極的に答えていたか 。 (2) 他人に配慮し、協力的で敬意を表する態度を示していたか。 (3) 授業に遅れずに出席していたか。 |
その他 | 25 | 以下の項目で評価します。 (1)授業内で出されるタスク(短文執筆)の出来栄え( 5回X5%) (テキストのタスク、配布資料のタスクなど) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
・GoogleスライドやGoogleドキュメント等を授業内で書く際に使用します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2015.10~現在 : 中央大学アカデミック・サポートセンター ライティング・ラボのスーパーバイザー
中央大学全学生を対象に、課外からアカデミック・ライティングの個人支援を担当しています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
ライティング・ラボで実施する個人セッションを通して、留学生が苦手としている項目に関して、知見を有しています。その知見を授業で生かし、留学生が苦手な点を克服できるよう、授業設計をしています。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
・山本裕子・本間妙・中林律子(2019)『これなら書ける!説得力のある小論文』ココ出版
・レジュメ等の配布
【参考文献】
・二通信子 ほか(2009)『留学生と日本人学生のための レポート・論文表現ハンドブック』東京大学出版会
その他特記事項
・授業の性質上、受講者を15名以内に限定します。希望者が15名を超えた場合は担当者が選考を行い、次回の受講を勧めることもありますので予めご理解ください。
・他曜日に同じ講義がありますが、水曜日2限は対面形式、金曜日1限はオンライン形式で実施します。到達目標や授業概要・計画、評価方法など全て共通です。