シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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近代文学研究B | 2025 | 後期 | 火3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 山下 真史 | ヤマシタ マサフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL5-110L
履修条件・関連科目等
履修条件としては以下の2点が望まれます。
・日本の近代史、および、近代文学史について、学部修了レベルの知識を持っていること。
・日本近代文学の研究方法について、学部修了レベルの知識を持っていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
昭和20年の敗戦まで、日本は植民地や委任統治領を持っていました。「外地」と言われる所ですが、そこを舞台にした小説を読んでいきます。具体的には、満洲、朝鮮などで書かれた日本語の短篇小説(日本人に限らない)を読みます。
一回、一作品を一人で担当して発表して貰い、その後、参加者で議論をして、理解を深めます。分からない言葉、事項についてはなるべく詳しく注釈をつけます。
科目目的
研究があまり進んでいない作品に対して、注釈をつけ、時代背景を調べ、先行研究がない場合は自力で論じる力をつけることを目的とします。あわせて、当時のその土地の状況と、時代状況を理解できるようになることが目的です
到達目標
作者は、当時の読者に向けて作品を書いているので、作品を分析するには、その時代状況を知ることが必要です。当然、注釈という作業も必要になります。受講生は、時代状況を調べる能力と、作品の中に出てくる出来事・モノについて注釈を付ける能力を身につけること、さらに作品を分析して、文学史の上に位置づけられるようになることが目標となります。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(やり方と発表順について)
第2回 報道班員の文学(講義)
第3回 平林たい子「敷設列車」
第4回 今村栄治「同行者」
第5回 日向伸夫「第八号転轍器」
第6回 長谷川濬「家鴨に乗った王」
第7回 高木恭造「晩年」
第8回 李孝石「蕎麦の花の頃」
第9回 湯浅克衛「棗」
第10回 金史良「天馬」
第11回 金鎮午「南谷先生」
第12回 青木洪「ミィンヌメリ」
第13回 金達寿「塵芥(ごみ)」
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表時に作者、時代背景を調べられたか、注釈や解釈がきちんとできたか、発表者でないときに議論に積極的に参加できたか、が評価の対象となります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:『〈外地〉の日本語文学選2 満洲・内蒙古/樺太』(新宿書房、1996年)
テキスト:『〈外地〉の日本語文学選3 朝鮮』(新宿書房、1996年)