シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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書誌学 | 2025 | 夏季集中 | 他 | 文学研究科博士課程前期課程 | 堀川 貴司 | ホリカワ タカシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL5-115L
履修条件・関連科目等
履修者は、くずし字の読解をある程度習得していること(江戸時代の版本の仮名がほぼ読める程度)が望ましいですが、そこまで到達していなくても履修可能です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テキスト(教科書)に沿って和本の形態的な特徴を説明し、その知識に基づいて実際に書誌カードの記述を各自行ってもらい、その内容を検討します。当初は講義中心ですが、書誌記述については実習形式、ついで検討段階では演習形式になる予定です。どの段階でも質問を歓迎します。個別にアドバイスも行います。
科目目的
文学作品、あるいは広く人間の作ったテクストにおいて書物が果たす役割を考えることを目的とします。
到達目標
明治初期までに日本で作られた書物(いわゆる和本)について、その特徴や歴史を知り、正確な書誌記述が行えるようになることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 導入 書誌学とは何か、書物の意義など
第2回 大きさ、装訂および表紙について
第3回 前付(見返・序など)
第4回 本文
第5回 刊記
第6回 他の本との比較(参考図書・ウェッブの利用法)
第7回 研究室所蔵の和本について(授業内容をふまえ、さまざまなタイプの和本を実際に見る)
第8回 書誌記述およびその検討(1)(研究室所蔵古典籍から各自選んで書誌カードを作成)
第9回 書誌記述およびその検討(2)(引き続き書誌カードを作成し、完成を目指す)
第10回 書誌記述およびその検討(3)(完成した書誌カードの記述についてみんなで検討)
第11回 書誌記述およびその検討(4)(第10回の内容を踏まえ、新たに研究室古典籍から各自選んで書誌カードを作成)
第12回 書誌記述およびその検討(5)(引き続き書誌カードを作成し、完成を目指す)
第13回 書誌記述およびその検討(6)(完成した書誌カードの記述についてみんなで検討)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
国文学研究資料館、都立中央図書館、国立国会図書館、国立公文書館など、東京は和本の宝庫です。積極的に閲覧に出かけましょう。また、神保町の古書店にも足を運んでみるとよいでしょう。授業内で対象とする和本だけでなく、折に触れて手に取る和本を増やしていくことが大切です。実際に、調査過程で他の機関が所蔵する和本を調査する必要が生じる場合もあります。
質問がある場合は、授業時間後、またメール(horikawa@sido.keio.ac.jp)でお願いします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 80 | 授業時間内に作成した書誌カードについて、記述の正確さや、関連する書誌情報がどの程度加えられているか、などを総合的に判定し、特に優れているもの、優れているもの、通常のもの、やや劣るもの、の4段階で判定します。 |
平常点 | 20 | 授業への積極的な参加態度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
調査対象とした古典籍について、他の所蔵機関にある伝本の書誌情報や画像等をインターネットを通じて調査することで比較検討する。
参考リンク集:
http://hw001.wh.qit.ne.jp/guisi/Links_for_Japanese_Bibliography.html
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
堀川貴司『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』初版第7刷 勉誠出版、2024(増刷の際に訂正追加をしているので、最新のものが望ましいが、それ以前のものでも可)
参考文献
中野三敏『書誌学談義 江戸の板本』岩波現代文庫 東京、岩波書店、2015
その他特記事項
開講の日程は研究室にお問い合わせください。7月下旬または8月上旬の4日間で、第1日から第3日は第2時限から第5時限まで、第4日は第2時限から第3時限までを予定しています。