シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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比較文学・比較文化演習B | 2025 | 後期 | 水3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 羽根 礼華 | ハネ レイカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-DT5-108S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
多和田葉子(1960-)の詩集Abenteuer der deutschen Grammatik(『ドイツ語文法の冒険』、2010)に収められた詩を読みます。多和田葉子は東京で生まれ育ち、1982年よりドイツ在住、ドイツ語と日本語で創作している作家です。前期・後期の授業を通じて、詩集第1部Abenteuer der deutschen Grammatikの、異言語との間を行き来しつつドイツ語文法で遊び、ドイツ語文法を思索する詩と、第5部Loblieder für die Toten(「死者への賛歌」)の、ヨーロッパ詩人(インガー・クリステンセン、フランチェスコ・ペトラルカ、エルンスト・ヤンドル)の詩作に応答する詩を読みます。
科目目的
この科目は、①多和田葉子の詩の読解を通じてドイツ語文法を普段とは別の角度から見る視座を得ること、更には②言語の規則について思考すること、また③多和田葉子の詩とテクスト相互関連性を持つヨーロッパ文学作品について知識を広げること、④詩を読みつつテクスト相互関係性の様々なあり方について学び、思考することを目的とします。
到達目標
・文学テクストを丁寧に読み解けるようになること。
・比較文学・比較文化研究に必要な外国語の読解力を伸ばすこと。
・比較文学・比較文化研究に必要な歴史的知識を得ること。
・授業で取り上げるテクストとその作者についての知識と理解を深めること。
・自身の分析や考察を他者との議論を通して批判的に検証しつつ発展させていけるようになること。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション
第2回:„Der hanseatische Komparativ“
第3回:„Die zweite Person“
第4回:„Die dritte Person“
第5回:„Der Artikel“
第6回:„Alte Notizen zur linguistischen Erotik“(前半)
第7回:„Alte Notizen zur linguistischen Erotik“(後半)
第8回:„Kaeshiuta. Zu Canzoniere“ 1
第9回:„Kaeshiuta. Zu Canzoniere“ 3, 9
第10回:„Kaeshiuta. Zu Canzoniere“ 10
第11回:„Kaeshiuta. Zu Canzoniere“ 13, 17
第12回:„TIK. Nach Ernst Jandl“
第13回:„MusikMaschineLärm. Nach Ernst Jandl“
第14回:総括
*講読テクストは履修者と相談の上で変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講読テクストの指定範囲を注意深く読んだ上で、授業に臨んでください。言語的・内容的に理解できない箇所がある場合には、マークしておきましょう。また、講読テクストの言語表現や内容について、気づいたことや考えたことをメモしておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 出席と予習の状況、および議論中の発言を基準とします。 |
その他 | 50 | 口頭発表:準備(ハンドアウト等を含む)の状況、発表の内容、質疑応答中の発言を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
口頭発表については、授業時間内にフィードバックを行います。また、発表者の希望に応じて、授業内に限らず、フィードバックの時間を設けます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
Yoko Tawada (2010): Abenteuer der deutschen Grammatik. Gedichte. Tübingen: konkursbuch Verlag Claudia Gehrke.
*上記以外の文献は授業中に随時紹介します。