シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス近代文学演習 A | 2025 | 前期 | 火3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 小野 潮 | オノ ウシオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-LT5-303S
履修条件・関連科目等
フランス語を辞書を引いて読めること
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ヴィクトル・ユーゴーの小説『笑う男』L’Homme qui ritを抜粋で読んでいきます。ユーゴ―は19世紀を代表する詩人・小説家ですが、その文体は強烈で、19世紀の文学者中でも異彩を放っています。そのなかでもこの『笑う男』はその題材といい、構成といい、その特異さで際立つ作品です。ユーゴーの他の作品との比較、また同時代の他の作家との比較も交えつつ、ユーゴーのみごとなフランス語の散文を味読していただきたいというのも教員としての願いです。
科目目的
『笑う男』という、多彩な語彙を駆使しつつ、省略的な文体でも際立つ、作品をフランス語で読解できるようになる。
到達目標
『笑う男』という複雑な主題群を提示する小説から、自分が関心を持てる主題を選んで、それについてユーゴ―の作品群、また同時代の文学作品群のなかに位置づけができるようになることを目指す
授業計画と内容
第1回 ヴィクトル・ユーゴーの生涯、文学的経歴、生きた時代の概観
第2回 ユーゴ―のテキストを読むに当たっての注意事項
第3回 『笑う男』の梗概の検討
第4回 第一部 ふたつの準備のための章 梗概
第5回 第一章 ユルシュスとホモ
第6回 第二章 コンプラチコス
第7回 第一部第一巻 「夜は人間ほど暗くはない」 梗概及び抜粋講読
第8回 第一部第二巻 「海に漂う船」梗概 及び第一章―第九章から抜粋講読
第9回 第一部第二巻 「海に漂う船」第一〇章-第一八章から抜粋講読
第10回 第一部第三巻 「陰のなかの子供」梗概 及び第一章―第三章からの抜粋講読
第11回 同部同巻 第四章-第六章からの抜粋講読
第12回 第一部で取り上げられた主題群の検討
第13回 ユーゴ―の文体の特徴の検討
第14回 今期の振り返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
十七世紀から十八世にかけてのイギリスの歴史について概説書を読んで概観を得ておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 当該テキストをきちんと読み込んだ上で、着実な論を組み立てられるか。 |
平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度の状況を基準とします |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト Victor Hugo, L’homme qui rit, Folio, Gallimard, 2002.