シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
心理学特殊研究(1) | 2024 | 通年 | 水4 | 文学部 | 山口 真美 | ヤマグチ マサミ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-PY3-P109
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(1)日本語の基本的文献、次に英語の文献(双方とも実験論文)をテキストに用い、実験論文の構造と心理系のテクニカルタームに慣れることを目標とする。あわせて、実験手続きの基礎を習得する。(2)各自1本の実験論文を担当し、内容の発表を行う。本授業では、知覚認知系・発達系の実験論文を扱うこととする。また、コンピュータを使用した知覚実験を行う。
科目目的
実験計画を遂行して統計解析も行い、ゼミ実験ができること。
到達目標
ゼミ論文の集大成ができること。
授業計画と内容
5月、6月英文読解能力のみきわめ。7月以降各自それぞれ1本の実験論文を担当し、論文内容の発表を行う。さらに、コンピュータを使用した顔等の知覚実験を行う。
1.自己紹介
2.ゼミの取り組み方の理解、互いの内容の理解
3.文献の調べ方
4.学術論文の捜し方
5.自分の知りたい日本語の論文を捜す
6.日本語の論文について発表
7.発表した論文の問題点を捜す
8.新しい日本語の論文について発表
9.発表した論文の問題点を捜す
10.自分が調べたい実験内容をまとめる
11.実験プログラムの解説
12.実験プログラムを使ってみる
13.実験プログラムで自分の実験を組み立てる
14.実験をエクセルにまとめる
後期
卒業論文作成のための実験計画作り、データ解析、論文にまとめる作業等をそれぞれのペースに沿って行う。具体的には、興味のあるテーマを最近の国内外の学術雑誌を読み込むことによって捜し、より新しい視点を生かした実験計画をくみたて、実験を行い、データ解析をすること。希望によっては院生とともに乳児実験に参加し、共同研究先の研究所の訪問を行うこととする。
1.エクセルにまとめた実験データをビジュアル化
2.実験報告
3.文献の調べ方
4.学術論文の捜し方
5.自分の知りたい日本語の論文を捜す
6.日本語の論文について発表
7.発表した論文の問題点を捜す
8.新しい日本語の論文について発表
9.発表した論文の問題点を捜す
10.自分が調べたい実験内容をまとめる
11.ゼミ論の実験計画をたてる
12.ゼミ論の実験計画の報告
13.ゼミ論の実験計画の検討修正
14.ゼミ論作り(3月まで自主学習)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 毎回の発表(論文の正しい読み込み)と他の発表へのコメント、自身の実験計画を作り上げること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(参考書)三浦佳世「知覚と感性の心理学」岩波書店J.アトキンソン著 金沢創・山口真美監訳『視覚脳が生まれる:乳児の視覚と脳科学』北大路書房、その他授業で指示する
その他特記事項
〈履修者への要望〉知覚認知系・発達系の実験論文がメインとなる。以上の領域の研究に興味があることが望ましい。基本的知識の取得のため、担任の講義科目を履修していること。