シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
心理学特殊研究(2) | 2024 | 通年 | 水3 | 文学部 | 山口 真美 | ヤマグチ マサミ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-PY4-P110
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期(1)日本語の基本的文献、次に英語の文献(双方とも実験論文)をテキストに用い、実験論文の構造と心理系のテクニカルタームに慣れることを目標とする。あわせて、実験手続きの基礎を習得する。後期(2)各自1本の実験論文を担当し、内容の発表を行う。本授業では、知覚認知系・発達系の実験論文を扱うこととする。また、コンピュータを使用した知覚実験を行う。
科目目的
卒業論文を作成するための実験計画を立案し、統計解析を行えること。
到達目標
卒業論文を作成できること。
授業計画と内容
卒業論文作成のための実験計画作り、データ解析、論文にまとめる作業等をそれぞれのペースに沿って行う。具体的には、興味のあるテーマを最近の国内外の学術雑誌を読み込むことによって捜し、より新しい視点を生かした実験計画をくみたて、実験を行い、データ解析をすること。希望によっては院生とともに乳児実験に参加し、共同研究先の研究所の訪問を行うこととする。
1.自己紹介
2.ゼミの取り組み方の理解、互いの内容の理解
3.文献の調べ方
4.学術論文の捜し方
5.自分の知りたい日本語の論文を捜す
6.日本語の論文について発表。
7.卒論の計画検討
8.発表した論文の問題点を捜す
9.新しい日本語の論文について発表
10.発表した論文の問題点を捜す
11.自分が調べたい実験内容をまとめる
12.実験プログラムの解説
13.実験プログラムを使ってみる
14.実験プログラムで自分の実験を組み立てる
後期
卒業論文の作成にむけた指導と実験計画データ処理、発表ディスカッションの仕方を学ぶ。
1.実験をエクセルにまとめる。
2.卒論のデータ分析検討
3.卒論の進捗状況
4.エクセルにまとめた実験データをビジュアル化
5.実験報告
6.文献の調べ方
7.学術論文の捜し方
8.自分の知りたい日本語の論文を捜す
9.日本語の論文について発表
10.発表した論文の問題点を捜す
11.新しい日本語の論文について発表
12.発表した論文の問題点を捜す
13.卒論の検討
14.卒論の発表練習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 毎回の発表(論文の正しい読み込み)と他の発表へのコメント、自身の実験計画を作り上げること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(参考書)その他授業で指示する三浦佳世「知覚と感性の心理学」岩波書店J.アトキンソン著 金沢創・山口真美監訳『視覚脳が生まれる:乳児の視覚と脳科学』北大路書房
その他特記事項
〈履修者への要望〉 知覚認知系・発達系の実験論文がメインとなる。以上の領域の研究に興味があることが望ましい。基本的知識の取得のため、担任の講義科目を履修していること。